ワックスやガラスコーティングの施工方法について

ガラスコーティングとワックスの違いについて

ワックスについて
ワックスは基本的には被膜にならないため、持続期間が短くなります。一般的には2週間前後と言われており、熱や酸性雨に弱いといわれております。
ワックスは油のようなものなので、施工直後はツヤツヤして綺麗に見えますが、油は熱や紫外線で劣化します。そのため、数週間でくすんでしまったり、油汚れなどが付着しやすくなります。
そのため、ワックスはおすすめしません。

ワックスの種類について
ワックスには固形ワックスと、液体ワックスがあります。ひと昔前までは固形ワックスが支流でしたが、今では0オーターやガラコなどの液体ワックスが販売されております。固形ワックスはパネル間の溝やエンブレム周りなどに、ワックスが詰まってしまい汚くなってしまうので、自分でやるのであれば、液体ワックスがおすすめです。
液体ワックスは固形ワックスに比べると効果が高い製品となります。

液体ワックスの使用方法
自分で液体ワックスを使用するとなると、塗装面に汚れや油膜が付着している状態で施工してもきれいに仕上げることは出来ません。油膜が邪魔をしてしまい、液体ワックスの効果が半減してしまいます。ガラスコーティングを施工する際も同様で、コーティングを施工する前に、塗装面の油膜や汚れなどをしっかりと落としておく必要があります。

●下地処理について

①鉄粉取り
塗装面に鉄粉などの異物が付着していると、液体ワックスやガラスコーティングの密着性が低下します。そのため、鉄粉除去剤や専用粘土を使用して塗装面の鉄粉をしっかりと落としていきます。
塗装面の鉄粉を取るときに注意しておきたいことは、むやみに鉄粉を取り除くと、塗装面にスクラッチ傷がたくさん付着してしまいます。カーシャンプーなどを使用して粘土と塗装面の摩擦を減らし、滑りやすくしてあげることで塗装面に負担がかかかりません。
また、鉄粉を除去するときは、粘土を塗装面に載せるだけにして、力は入れずに、縦横で仕上げていきます。できるだけ力を入れない方が傷を付着させずに済みます。

②油膜取り
油膜取りはガラスコーティング施工前に非常に有効です。
油膜が塗装面に付着している状態でコーティングを施工してもコーティングは塗装面に密着せずにすぐに剥がれてしまいます。弱アルカリ性のシャンプーなどで、塗装面の洗車を行うことが重要といえます。

③スケール除去
塗装面にイオンデポジットや水垢が付着している状態でコーティングを施工しても、塗装面にコーティング被膜は密着しません。こちらの作業も大変重要な作業となります。
ネットショップなどでイオンデポジット除去剤が販売されておりますので、それを使用するとよいでしょう。注意しておきたいことはホイールや窓ガラスなどに付着すると変色する可能性があるので十分に注意しましょう。

自動車の洗車ですが、最近ではコイン洗車で簡単に済ます人も多くなってきているとはいえ、大切にしている愛車を傷つけたくない、あるいは隅々まできれいにしたいという気持ちから自宅や洗車場などで自分で洗い、ワックスをかける習慣のある人も多いと思います。とはいえ、どうしても洗車すると濡れてしまうのが気になるし嫌なものです。ワックスが洋服についてしまうことも多いものです。
ガラス系コーティングよりガラスコーティング施工の方が耐久性が高く、ワックスに比べるとその差は歴然です。

ではどうすればよいのかということですが、基本はまずボディの一番高いところから洗い、汚れを下に落としていきます。その後、拭き取りはボディの地面に近い一番下の部分から拭いていきます。そうすると拭きながら洋服が濡れることはほとんどありません。その後ワックスがけになりますが、これはボディの一番高いところルーフから始めていきます。それが終わったら前と後ろ、ボンネットか後ろをワックスがけして、乾いたところでルーフを拭いてワックス仕上げしてしまいます。そしてその後ドア部分をかけていき、前と後ろの部分が乾いてきたところで拭いていき、最後の残りのドア部分を拭いて仕上げます。この順番だとあまり汚れることなく洗車ができます。
自分で出来るガラスコーティングもワックスに比べると、性能や効果が高いようです。

ガラスコーティングの性能について

先ほど述べたワックスの効果に比べ、ガラスコーティングはガラス被膜を形成します。
硬度や耐熱性に優れているため、熱によるコーティングの剥離は考えられません。また、硬度が固いため、塗装面に小傷「スクラッチ傷」の付着も軽減することが可能です。
また、塗装面に汚れが浸透しづらいため、お手入れも楽になります。ガラスコーティング被膜の上に汚れがたまりますが、洗車でその汚れを簡単に落とすことが可能です。
ワックスなどでは、汚れが塗装面に浸食してしまい、洗車で落とすのも一苦労ですが、ガラスコーティングはその点を解消して次世代コーティングシステムなのです。

ガラスコーティングを施工する際に注意しておきたいこと
いざ、ガラスコーティングを施工しようと思ったら、撥水性コーティングなのか、親水性コーティングなのかそれぞれの特徴をしっかりと調べてからコーティングを施工することがおすすめとなります。ガラスコーティングの性能をきちんと理解してから施工することをおすすめします。

まとめ

車の光沢感が気になる方々は、よくワックス剤を使用しています。しかしワックス剤には、様々な悪影響もあるのです。
なぜならワックス剤は、様々な汚れを生み出してしまう傾向があります。車のガラス部分に対して、油膜なども形成してしまう事が多いのです。一旦その膜が付いてしまいますと、なかなか落とすのも難しいですから、とても厄介です。
それに対してカーコーティング剤は、車にワックスを生み出しづらいのです。特にガラス系のカーコーティング剤などは、汚れを作り出しづらいです。ですから窓ガラスに油膜が付いてしまうのを避けたい時は、ガラス系の製品を検討してみると良いでしょう。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。
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