コーティングメンテナンスって?

車のガラスコーティングを自分(DIY)で施工する方法とは
自分(diy)でガラスコーティングを施工しようと考えている方、初心者でも簡単に出来るようにお伝え指せて頂きます。ガラスコーティングは施工方法や塗布するガラスコーティング剤の理解をする必要があります。ガラスコーティングで失敗をしないように初心者の方でもお分かりいただけるようにお伝え致しますのでご参考にして下さい。

ガラスコーティングを専門店でやる場合

ガラスコーティングを専門店もしくは自分で施工しようか迷われている方も少なくないと思います。ガラスコーティングを自分で施工できるのであればコスト的にも自分(diy)で施工した方が遥かに安く済みます。また、自分でガラスコーティングを施工するのと、ディーラーで施工するのとでは差ほど効果や仕上がりは変わりませんので自分でやるのがベストです。市販のガラスコーティング剤は数千円~1万程でコーティング剤を用意することが可能です。専門店やディーラーコーティングでは10万以上かかるケースも多いため、コストは1/10となります。

DIYでコーティングの注意点

自分でガラスコーティングを行う際に最も重要なことはどのコーティングを施工するかです。ガラスコーティングの種類によって寿命や効果効能が異なるため、最も重要なことと言っても過言ではありません。
ガラスコーティングは注意しなければならないことはガラス系コーティングも多く出回っているということです。ガラス系コーティングは有機系溶剤の製品になるため、紫外線や熱による劣化が激しくなります。施工したはよいがあまり持たなかった!ということも珍しくありません。
ディーラーコーティングの大半はガラス系コーティング剤となります。ポリマーなのど製品にガラス成分を含めている製品が多いため、あまり効果が持たないと言われております。

ガラスコーティングの成分

ガラス系コーティングとはガラス被膜を形成しないコーティング剤の事を指します。一方、ガラスコーティングはケイ素=sio2(シリカ)を配合したガラスコーティング剤です。塗装面にガラス被膜を形成する製品となります。また、ガラス被膜は紫外線や熱による劣化に強いためガラス系コーティングよりもはるかに性能が高いのです。
ガラス系コーティングとは有機系溶剤にガラス被膜をハイブリッドさせた製品なので熱や紫外線に弱いのです。

自分(DIY)でコーティングをする際のポイント

・作業手順を理解する

ガラスコーティングを自分で行う際の作業の流れを理解する必要があります。ただ単にコーティングを施工してもコーティングの性能を最大限引き出すことが出来ない場合があります。性能を最大限引き出すために必要なことは下地処理です。塗装面に油膜や水シミ、異物が付着しているとコーティング被膜と塗装面の密着性を低下させてしまいます。下地処理を行い、塗装面をベストな状態に整えましょう
「作業の流れ」
①洗車
②鉄粉除去
③油膜取り
④イオンデポジット除去
⑤研磨作業
⑥コーティング塗布
⑦乾燥

・油膜について

油膜取りの作業は新車でも中古車でも行う必要があります。新車時の塗装はディーラーの納車前洗車でワックス成分が含まれたシャンプーで洗車していることが多くあります。また、排気ガスや花粉、黄砂なども付着しているのです。
自動車を購入した際はメーカーからディーラーに運ばれる間に空気中の汚れが塗装面に付着しているケースがあります。ひどい場合は長期在庫車で数カ月間屋外駐車場で車を保管していることもあるのです。

また、新車時には保護テープが塗装面に付着しています。これは塗装の劣化やキズの付着を防止するためメーカー側で保護シールを貼るのですが、この保護テープの粘着剤が塗装面に付着していることもあります。油膜を取り除くのはアルカリ性の溶剤やシャンプーを使用することで有機系の汚れが分解しやすくなるのです。

・異物除去

異物除去は新車には必要ありません。
経年車の場合は鉄粉や鳥フン、虫の死骸等の異物が付着している可能性があります。異物が残った状態ではコーティング被膜の密着性を低下させるため、念入りに異物を除去していく必要があります。また、鉄粉が残っていると塗装面を触った際にざらざらしていたり、塗装面に黒い点々が付着していると見栄えもよくないですよね。
自分で鉄粉除去を行う際に気を付けておきたいことは粘土等でゴシゴシやってはいけないということです。
塗装面を粘土で擦ることによってスクラッチ傷が付着します。白い塗装やスクラッチ傷が気にならない方は問題ありませんが、濃い色のお車では粘土の施工時に塗装面に細かいスクラッチ傷が付着してしまうので塗装面の光沢が軽減したりします。

・イオンデポジット除去

お風呂場にあるような水が乾いたシミは車の塗装やガラスにも付着します。
イオンデポジットは洗車では簡単に取り除くことが難しいためイオンデポジット除去剤などで念入りに表面のシミを取り除く必要があるのです。
イオンデポジットが残った状態でコーティングを施工すると見栄えも良くありません。しっかりとイオンデポジットを取る必要があるのです。
新車の塗装面も洗車後は目に見えない水シミやカルキ、カルシウムなどの残留物が目に残っている場合がありますので必ず行うようにしましょう!
イオンデポジットが簡単に取れる溶剤のブログ記事はこちらをご覧ください。

・磨き作業

研磨作業はポリッシャーを使用しなくても自分で行える施工です。スポンジに超微粒子のコンパウンドをつけて塗装面を縦、横で磨いていくことで細かい微細な傷が除去できます。また、塗装面に残留している油膜やシミ汚れなども落とすことが可能となります。
新車の塗装には必要ありませんが、経年車にはおすすめの作業です。
自分でやる際にも時間をかけて行うことでガラスコーティングの効果を高めることが出来るのです。

塗装面に微細な小傷がつく原因としては洗車が原因で付着します。洗車時にタオルで塗装面を拭き上げたり、洗車時にスポンジで塗装面に小傷をつけているケースもあります。
とことんこだわるなら、ポリッシャーを購入してウレタンバフなどで磨いていくとよいでしょう!
素人の方でもウレタンバフでの研磨なら施工は可能だと思います。ウールバフ「毛バフ」を使用すると磨きキズが沢山付着するため、研磨技術がないと中々できません。コンパウンドによる研磨を行うことで凹凸を均等にしていく作業です。これを行うために平面化するため見栄えも良くなります。

また、研磨作業時は手磨きにしろ、ポリッシャーを使用するにしろ、マスキングテープでプラスティック部分の養生は必ず行って下さい。プラスティックパーツに研磨剤が付着することで、プラスティックが白く白濁してしまうケースがあります。また、研磨時のコンパウンドはノンシリコンタイプがおすすめです。シリコンが含まれているコンパウンドはコーティングを施工するときに油分がコーティング被膜の密着性を低下させてしまいます。

・研磨方法

手磨きの場合はスポンジにコンパウンドを適量つけて30cm範囲で磨いていきます。縦、横に力を入れず均等に磨いていくことで綺麗に仕上げられます。

ポリッシャーをしようしてボディを研磨する場合は熱を加えすぎないことが重要です研磨時の摩擦で塗装面の温度が上昇しすぎると塗装が柔らかくなり、塗装を剥がしてしまったり、塗装面に磨きキズをつけてしまう場合があります。磨き過ぎにはご注意下さい

・脱脂作業

塗装面にコンパウンドの余剰成分が残っているとコーティング被膜と塗装面の密着性を低下させかねません。脱脂作業で塗装面の余剰成分を完璧に除去することで下地処理は完璧に行えます。
全行程の目的を理解して自分(diy)で施工することがガラスコーティング剤の効果を高める秘訣となります。

ガラスコーティング剤の塗布方法

スプレータイプのコーティング剤も世の中には存在しますが、ここではガラス瓶に入っている硬化型のガラスコーティング剤の塗布方法をご紹介します。ガラスコーティングを行う際に重要なことはムラができないように綺麗に仕上げることです。
拭き上げが甘かったり、拭き上げるタイミングが遅すぎるとムラの原因となります。

・コーティング剤の塗布方法

コーティング剤を塗布する前には塗装面が必ず乾いていることを確認して下さい。硬化型のガラスコーティング剤は水分を嫌います。塗装面に水気が残っている状態でコーティングを施工すると効果が半減することもありますので注意して下さい。

コーティング塗布時は30cm四方に塗り込んでいきます。塗り込み方は縦、横に均等にコーティング剤を塗り込んでいきます。その後、1分程放置した後に、マイクロファイバークロスで拭き上げを行います。引き上げが早すぎてもコーティング性能が低下することがありますので注意して下さい。
また、1分程放置をおすすめしましたが、気温が20℃以上の場合はコーティングの乾燥が早くなります。そのため1分放置だと表面が固まってしまい拭きとれない場合もありますので、気温が高い日は30秒以内に拭き上げることをおすすめします。

・全体の塗布

先ほどのやり方で1パネルづつ仕上げていき、塗り拭きを行った後に全体への施工をすすめていきます。間違っても2パネルの施工や1周施工してから拭き上げるなんてことはしないで下さい。拭きとれなくなってしまいます。全体の塗布が完了したら色んな角度から塗装面にムラが出来ていないか確認をします。
ムラを放置してしまうとコンパウンドを使用しないととれなくなってしまいます。
万が一ムラを発見した場合は速やか拭き上げていただき、取り切れない場合は再度コーティング剤を塗布してすぐに拭き上げることでとれることもあります。

・コーティング被膜の乾燥

ガラスコーティングの乾燥が下地処理の次に重要と言っても過言ではありません。ガラスコーティング施工後は初期硬化に約12時間~24時間かかると言われております。完全硬化までには1週間程かかるものも多いため、その間は極力水分に濡らさない方が良いです。天気予報も確認しながらコーティングを施工する日を検討しましょう!また、万が一濡れてしまった場合はマイクロファイバークロスで水分を拭き上げて、洗車でシャンプーは使用しないようにするとよいでしょう。
ガラスコーティングの乾燥についてはこちらの記事をご覧ください。

・ガラスコーティングの2度塗り

ガラスコーティング剤は2度塗りすることで効果が高まります。コーティングプロショップでは2層コートや4層コートなど多重層コーティングが販売されておりますが、コーティング被膜を重ねることで被膜が厚くなり、硬度や耐久性が高まるという実証もあります。2度塗りする場合は1度目の施工から2時間~24時間以内の乾燥させた後に行うことが重要です。コーティング被膜が厚くなり、効果効能が高まります。
はこちらをご覧ください。

DIYガラスコーティングのまとめ

自分(diy)でコーティングを施工する際には施工方法や使用する溶剤に注意をすることが重要です。また、施工後の乾燥などにも気を付けることが最高のガラスコーティング被膜を形成するポイントです。

最後までお読み頂きありがとうございました。
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