中古車のガラスコーティングをプロが徹底解説

結論から申し上げますと、中古車にカーコーティングは必要です。何故ならば、車の塗装は紫外線や酸性雨、花粉や黄砂などの汚れで劣化していきます。コーティングをせずに放置していると塗装が色あせたり剥離してしまうため愛車を綺麗に保つ上で必要不可欠となります。

しかし、すべての方が中古車にカーコーティングが必要という訳ではありません。１章では中古車のカーコーティングが必要なケースとそうでないケースについてお伝えしていきます。

中古車のカーコーティングが必要なケースは下記の通りとなります。

・愛車を新車のように保ちたい方
・車の洗車を楽にしたい方
・愛車の光沢(輝き)を向上させたい方

上記の項目が当てはまるのであれば中古車のカーコーティングは必要と言えます。コーティングをすることで、光沢が増し新車同様の輝きを実現することが可能となります。また、汚れたら水洗いで簡単に汚れが落とせるようになるためカーコーティングは必要と言えるでしょう。

中古車のカーコーティングが必要ないケースは下記の通りとなります。

・全く洗車をしない方
・愛車の見た目を気にしない方

上記の項目が当てはまるのであればカーコーティングは必要ありません。車のコーティングを行う目的は洗車で汚れ落ちを良くすることでお手入れが楽になる。愛車の光沢(輝き)が増し新車のような状態をキープできる。ことです。

しかし、コーティングをしてから洗車をしなければコーティング被膜は数カ月で劣化してしまいます。コーティングが劣化することで光沢(輝き)が低下したり、洗車では取れない汚れが固着してしまうので、コーティングしてもあまり意味がありません。

以上5つの効果が得られます。

中古車だからこそ、カーコーティングを行い新車のような状態に復元させてあげましょう。

３章では中古車におすすめのカーコーティングを紹介します。車のコーティングには油脂コーティング・樹脂コーティング・ガラスコーティング・セラミックコーティングと大きく分けて4つの種類が存在します。

その中で、中古車のコーティングにおすすめなのがセラミックコーティングとなります。何故ならば、持続性や光沢、汚れづらさ、傷のつきづらさが最も高く愛車を長期間新車のような状態に維持できるからです。各種コーティングについて少しだけ見ていきましょう

油脂コーティングは自分でも施工できる簡易的なコーティングとなります。持続性も約２週間と短いため洗車の度にコーティングを行う必要があります。油脂コーティングは植物から接種されるカルナバ蝋(油)のため熱に弱くすぐに剥がれてしまいます。

費用相場：数百円～２千円

樹脂コーティングとはポリマーコーティングのことです。ポリマーコーティングは２０年ほど前に開発された製品で、ワックスのデメリットである持続性を高くするために開発されました。持続性や約６カ月程度となります。

費用相場：1～2万

ガラスコーティングはガラス質の被膜を形成するカーコーティングです。一度硬化すると硬い被膜を形成し塗装面を強固に保護します。その為、塗装面に細かい傷が付着しづらくなり、ワックスやポリマーコーティングに比べ持続性や３～５年程度となるため、長期間愛車の輝きを持続させます。

ガラスコーティングの費用相場：５～１５万

セラミックコーティングは現在販売されているカーコーティングの中で最も効果効能や持続性が高い商品となります。セラミックコーティングは耐薬品性能に優れた商品のため自然劣化しにくいコーティングとなります。また、ガラスコーティングに比べコーティング被膜が厚いため光沢に優れます。持続性や約５～７年と長期間愛車を新車のように保ちます。

セラミックコーティングの費用相場：１５～３０万

中古車のコーティングは主に４つの種類のお店で施工することが可能となります。

カーコーティング専門店は効果効能や持続性が非常に高いコーティングとなります。他の施工店と比べ品質もよいのでご予算があるのであればコーティング専門店で施工するようにしましょう。様々なコーティングの中から愛車に最適なコーティングを施工してくれます。

ガソリンスタンドでも施工することが可能となります。ガソリンスタンドのコーティングは安価に施工できるので気軽にコーティングをしたい方におすすめの施工店です。

以上、４つのショップで施工することが可能となりますのでご予算や求める効果によってお店を選ぶようにしましょう。

中古車のコーティングに必ずやった方がいい事を５章ではお伝えしていきます。
中古車のボディは思った以上に傷んでいるケースが多いです。例えば、紫外線による劣化や酸性雨による酸化など塗装が劣化しています。その中でやらなければ綺麗な状態に復元できないケースもありますので詳しく解説していきます。

①パネル間の細部の洗浄作業
②ボディ研磨作業

上記、２項目の作業は中古車にコーティングをする上で必ずやった方がいい項目となります。

中古車のコーティングで最も重要なことは、パネル間やドアの内側の溝の洗浄作業です。中古車はパネル間やドアの内側に汚れが蓄積しているケースが多く、そのままコーティングを施工してしまう輝きが低下したり見栄えが悪くなってしまいます。中古車にコーティングを行う際には細部洗浄をしっかりと行ってくれるショップに依頼しましょう。

ボディ研磨作業も中古車をコーティングする上で重要となります。車の塗装面には細かい洗車キズ等のスクラッチ傷や塗装表面が紫外線による劣化で色あせているケースが多く、そのままコーティングをしてしまうとコーティング本来の輝きを発揮することができません。ボディ研磨作業を行うことで新車時の塗装面を復元させることが可能となります。中古車でコーティングをするなら必ず研磨作業を行うようにしましょう。

以上が中古車で絶対にやった方がいい事でした。

第１位におすすめするコーティングはファインラボコーティングとなります。理由はコーティング被膜が最も厚い１０～１２μの被膜を形成します。そのため、劣化した塗装面を補うのに最適なコーティングシステムとなります。また、表面に付着した微細な小傷が熱で自己修復する機能が得られるため、塗装面に細かい傷が付着しても長期間きれいな状態を保つことが可能となります。

SCHILDGLATTEは耐薬品性能に優れるコーティング被膜を形成するため、自然劣化が極端に起こりづらいコーティングとなります。酸性雨や融雪剤等はコーティング被膜を劣化させやすいため、付着する期間が長ければ長いほど劣化し続けます。しかし、GLATTEコーティングはそれらの劣化を受けづらいコーティングとなります。

セラミックシールドはセラミックタイプの親水コーティングとなります。厚い被膜を形成し傷が付着しづらくなると同時に親水効果により雨染みなどのシミ汚れが付着しづらくなります。また、親水効果に優れるため雨が降ると自動的に汚れが流れ落ちてくれる作用を果たすため青空駐車のオーナー様に人気のコーティングとなります。