愛車を長く美しく維持するために人気の高いガラスコーティング。しかし、専門店へ依頼すると数万円〜十数万円の費用がかかるため、施工をためらう方も少なくありません。
一方で、DIY用のガラスコーティング剤を使用すれば、プロ施工よりも費用を抑えながら愛車の保護や美観維持を実現できます。ただし、ガラスコーティングは正しい施工手順で行わなければ、本来の効果や耐久性を発揮できません。
この記事では、DIYガラスコーティングを成功させるための施工手順と注意点について詳しく解説します。
DIYガラスコーティングの注意点

DIYガラスコーティングは、正しい手順で施工すれば初心者でも十分に施工可能です。しかし、施工前の下地処理や乾燥が不十分な場合、ムラや密着不良の原因となり、耐久性や仕上がりに大きく影響します。
そのため、ガラスコーティング剤を塗るだけではなく、施工前の準備から施工後の乾燥まで丁寧に行うことが重要です。
DIYガラスコーティングの正しい施工手順

DIYガラスコーティングをするためには、正しい施工手順を踏んで作業をしなくてはいけません。何故なら作業工程を間違えるとガラスコーティングが綺麗に出来ないということもあるので、見た目だけでなくガラスコーティングの寿命にも影響してしまいます。
基本的な施工手順は①洗車→②下地処理→③乾燥→④ガラスコーティング塗布という施工手順を踏む必要があり、どの作業も手を抜くことなく行う必要があります。特に洗車は念入りに行う必要があるため、適当に汚れを流れ落とすだけではダメだと考えましょう。何故洗車が重要なのかといえば、ガラスコーティングをする際に砂や鉄粉、汚れが残っていると、その部分だけガラスコーティングが不完全な状態になるためです。
まずは、上記施工手順の①②③④を詳しくお伝えします。
①洗車作業
まずはボディに付着した汚れやホコリを洗い流します。
必要な道具は以下の通りです。
- カーシャンプー
- 洗車スポンジ
- マイクロファイバークロス
カーシャンプーをしっかり泡立て、ボディ全体を優しく洗浄します。砂やホコリが残った状態でコーティングを施工すると、コーティング被膜の密着不良やキズの原因になるため注意しましょう。
洗車後はマイクロファイバークロスで水分を丁寧に拭き取ります。
②下地処理
ガラスコーティングの仕上がりを左右する重要な工程が下地処理です。
ボディには水シミ(イオンデポジット)や軽度な汚れが付着している場合があります。これらが残った状態で施工すると、シミや汚れを閉じ込めてしまい、美しい仕上がりになりません。
イオンデポジット除去剤を使用し、塗装面に付着した水シミやカルキ汚れを取り除きましょう。
除去方法は簡単で、除去剤を塗布し、マイクロファイバークロスで拭き上げるだけです。
下地処理を丁寧に行うことで、コーティング剤の密着性と耐久性が向上します。
上記のようにイオンデポジット除去剤がシミに即座に反応し塗装面を綺麗に仕上げます。
コーティング歴22年の代表が解説するDIYの下地処理は動画でご覧ください。
ガラスコーティング施工前の下地処理セットはこちらからどうぞ

③乾燥作業
洗車や下地処理後は、ボディに残った水分を完全に除去する必要があります。
水分が残った状態でガラスコーティングを施工すると、
- ムラの発生
- 密着不良
- 耐久性の低下
といったトラブルの原因になります。
目安として、
- 夏場:約1時間
- 冬場:約4時間
程度乾燥させると安心です。
ドアミラーやエンブレム周辺など、水が溜まりやすい部分も忘れずに確認しましょう。
④ガラスコーティング剤の塗布
ボディが完全に乾燥したら、いよいよガラスコーティング剤を塗布します。
施工する際は、一度に広範囲へ塗るのではなく、20〜40cm四方を目安に少しずつ施工していきます。
施工手順は以下の通りです。
- コーティング剤を塗布する
- 均一に塗り広げる
- 約30秒ほど置く
- マイクロファイバークロスで拭き上げる
拭き取りには柔らかいマイクロファイバークロスを使用しましょう。
タオル生地の粗いクロスを使用すると、塗装面にスクラッチ傷(微細なキズ)が付く可能性があります。
以上がDIYガラスコーティングの施工手順でした。
ガラスコーティグ施工後の乾燥について
最後にガラスコーティングの乾燥についてお伝えします。ガラスコーティングを行った後の乾燥不足でコーティングの効果が半減したり、持続性や耐久性が低下してしますので下記の点に注意しましょう!
乾燥時間の目安
ガラスコーティングは塗布後の乾燥も非常に重要です。
乾燥不足のまま使用すると、本来の性能を十分に発揮できず、耐久性や持続性が低下する恐れがあります。
接触乾燥
約2時間
塗装面には触れないようにしましょう。
初期乾燥
約24時間
雨や洗車など、水分との接触を避けてください。
完全硬化
約7日間
コーティング被膜が完全に硬化するまでの期間です。
できるだけ雨や洗車を避け、万が一濡れてしまった場合は早めに水洗いを行いましょう。
まとめ
DIYガラスコーティングを成功させるためには、「洗車」「下地処理」「乾燥」「コーティング施工」の4つの工程を正しく行うことが重要です。
特に下地処理と乾燥は仕上がりや耐久性に大きく影響するため、時間をかけて丁寧に施工しましょう。
正しい施工手順でガラスコーティングを行えば、プロ施工に負けない美しいツヤと高い保護性能を実現できます。
ぜひ愛車のDIYガラスコーティングに挑戦してみてください。
ガラスコーティングの施工手順動画【完全版】
最後までお読み頂きありがとうございました。
アイアイシーショップでは、ガラスコーティング剤や洗車用品など様々な商品をご用意しておりますので是非この機会にご指名下さい。
アイアイシーショップの運営元→カービューティーIIC
著者情報
この記事を書いた人
著者:舊役 哲史(きゅうやく てつじ)
ガラスコーティング専門店として1999年創業、20,317件以上の施工実績を持つカーコーティングのプロ。ガラスコーティング剤・洗車用品・メンテナンス用品を扱う通販サイトを2016年に立ち上げ、プロ品質のカーケア製品の開発・監修・販売を行う。
一般社団法人日本カーコーティング協会に加盟し、専門知識と現場経験をもとに、初心者からプロまで役立つ情報を発信。「本当に効果のあるガラスコーティング・洗車用品を届ける」ことを理念に活動中。












