中古車コーティング

車のコーティングって何?

車のコーティングとは、車の塗装面にコーティング膜を形成させることで艶を向上させたり、洗車時の汚れ落ちを良くしお手入れを楽にさせたり、塗装面の色褪せや剥離を防止させる目的で施工します。しかし、人によってはコーティングを施工しても意味がない方もいるのが事実です。その点を詳しく見ていきましょう。

車のコーティングは必要ですか?

車のコーティングの必要性車のコーティングは全ての方におすすめできる訳ではありません。コーティングが必要な方もいれば必要でない方もいるのが事実です。
この章では、車のコーティングが必要な方とそうでない方の違いを詳しく見ていきましょう。

車のコーティングが必要なケース

コーティングが必要なケース車のコーティングの必要性は、愛車を美しく保ちたいと考えている方にはおすすめです。愛車が汚れても洗車で簡単に汚れが落とせるようになり普段のお手入れが格段に楽になります。お手入れをこまめにできていれば、していないときよりも、車の輝きが圧倒的に長く・綺麗に保つことができ、費用対効果の面でもすぐれるでしょう。

車のコーティングは必要ないケース

コーティング施工後に全く洗車をしない。という方はコーティングが必要でないケースが多いです。洗車を全くしない人はコーティング被膜に汚れが蓄積し洗車では取れなくなってしまったり、コーティング被膜がすぐに劣化してしまい本来のメリットが享受できず、お金が無駄になるのでおすすめしません。

どうでしたか?車を綺麗に保ちたいとお考えならコーティングを施工してみましょう。しかし、施工するコーティングの種類によって効果効能や寿命が異なるので後ほど詳しく見ていきましょう。

ワックスとカーコーティングの違い

コーティングの必要性を理解し、愛車を美しく保つためにカーコーティングを施工しようと決めた方。
まずは、ワックスとカーコーティングの違いを理解しておきましょう。

車のコーティングの種類ワックスはカルナバ蠟と言われる植物から採取される油(蝋)を塗装面に塗り込みます。このワックスは塗装面に結合しないため洗車や太陽光の熱で1週間ほどで落ちてしまったり、汚れが固着しやすくなってしまいます。一方、カーコーティングとは塗装面に結合しコーティング膜を形成させる作業を施すため、寿命が数年間維持できたり、油の被膜を形成しないため汚れが固着、浸透しづらくなります。

~ワックスを繰り返すことで光沢が低下~

ワックスとガラスコーティングの違い以上、ワックスとカーコーティングの違いでした。
車を長期間美しい状態に保つなら、ワックスではなくカーコーティングを施工するようにしましょう。では、カーコーティングを施工することでどのようなメリットが得られるのでしょうか?次の章で詳しく見ていきましょう。
参考になる記事:ガラスコーティングとカーワックスを徹底比較。効果の違いとは?

カーコーティングの6つのメリット

車のコーティングのメリットは

①洗車時の汚れ落ちが良くなりお手入れが楽になる②艶(輝き)が向上し上がり④売却時の査定額や艶(輝き)が向上したり、愛車が汚れづらくなるなど様々な効果が得られます。
まずは、6つのメリットについて確認していきましょう。

メリット①艶(輝き)が向上し愛車がさらに素敵になる

車のコーティングで愛車が輝く1つ目のメリットは艶が向上し愛車が更に素敵になる点です。下記の画像は新車時の塗装面に細かい擦り傷が付着していたため研磨作業を行いコーティングを施工した画像です。
ガラスコーティングやセラミックコーティングなどのコーティングを施工することで塗装面にコーティング膜が形成されるため、コーティング施工後の車にライト(光)を充てると塗装面が鏡のように反射して美しく輝きます。

メリット① 艶(輝き)が向上する

上記画像は新車で納車された車両の画像です。

左側のように細かい擦り傷が入っておりましたので光沢(艶)が低下している状態でしたので、研磨作業を行い塗装面を鏡面のように仕上げた状態でコーティングを載せることで輝きが増しているのがお分かりいただけるかと思います。

このように、車にコーティングを行うことで愛車の輝きが向上し見るもの気持ちよくなります。

~実際にコーティングを施工して満足された方のレビュー~

Googleレビューでの感想
(実施に車のコーティングを施工した方のレビュー)
サトぺ302様

Googleレビュー
コーティングの出来は非常に満足できるものだった。新車をコーティングしてもらったのだが、納車後よりコーティング後の方が輝いていた。

メリット②:コーティング膜が汚れを弾き洗車が楽になる

コーティングのメリット 洗車が楽になる

コーティング被膜の役割

続いてのメリットは、コーティング膜が汚れや水を弾くため洗車が楽になるという点です。下記がイラストのように汚れが塗装面に固着するのを防ぐため水圧やシャンプー洗車で簡単に汚れが落とせるようになるのでお手入れが劇的に楽になります。

イラストだけではイメージできないと思いますので実際にホイールにコーティング施工後、汚れた状態で1カ月間放置し、水圧でどれくらい汚れが取れるのかを検証した動画を撮影してみましたのでご覧ください。

~ホイールコーティングを行うと水圧で汚れが落ちる検証動画~

~実際にコーティングをして満足した方のレビュー~

安齋一郎様

セラミックプロ9H2層コートと窓ガラス撥水コーティング(全面)を施工して貰いました。想像以上の仕上がりで水弾きが良く汚れも簡単に落ちるので、洗車が楽しくなりました。
Googleレビュー

メリット③:愛車を細かい傷から守る

車のキズ

硬い被膜を形成するコーティングを車に施工することで塗装面に細かい傷が付着しづらくなるといったメリットも得られます。100%傷を防ぐ訳ではありませんが、硬いコーティングを施工することで劇的に傷が付着しづらくなるといったメリットがあります。上記の画像のように、日常のお手入れ(洗車)で細かい傷が付着してしまいますが、硬いコーティングを施工することで硬度が増し、洗車などの摩擦でキズが付着しにくくなります。

~耐スリ傷性能に強い車のコーティング検証動画~

※全ての傷を防ぐものではありません。

~塗装面に付着した傷が消えるコーティングの効果を動画でご覧ください~

上記、2つの商品のように細かい傷が復元するコーティング剤や耐スリ性能が高いコーティング等を施工することで細かい傷から愛車を守ることができるのです。
※全ての傷が復元したり傷が入らない訳ではありません。

実際にコーティングしたY様の感想

【店長】

【IIC】車にコーティングした感想はどうしたか?

【Y様】

なんと言っても傷がつきづらくなり愛車が長期間輝くということですかね?その他にもいろんなメリットがありますが、洗車傷(細かい傷)がつきづらくなったが何よりうれしいです。
以前までは洗車が大変でした(笑)
傷がつかないようにめちゃくちゃ神経質になりながら洗車していましたが、今ではそこまで気にならなくなったので精神的にもよいです。(笑)

メリット④:塗装面を色あせから守る

塗装面を色あせから守る

4つ目のメリットは塗装面を色あせから守ることが出来ます。車の塗装面は紫外線や酸性雨による影響で酸化してしまいます。コーティングをしていない車両は紫外線や酸性雨によるダメージが直に塗装面に加わるため色褪せ(退色)が発生します。

酷い場合には下記画像のように塗装が剥離してしまうこともあります。車にコーティングをしておくことで、紫外線や酸性雨による劣化をコーティング膜が受け止めてくれるので劣化予防にも最適です。

塗装が剥離してしまった画像
車の塗装の色あせ

上記画像のように、紫外線や酸性雨の劣化により、黒いボディの写真は塗装が剥がれてしまっています。また、赤色のボディの左側は色褪せ(退色)が進み、輝きが低下してしまっているのがお分かりでしょうか?大切な愛車にコーティングをすることで、愛車を長く綺麗に保たせることができるのです。

メリット⑤:車に雨染みがつきにくくなる

雨染み

5つ目のメリットはコーティングをしておくことで、車に雨染みが付きづらくなる点です。雨染みは塗装面に固着すると洗車では取れないほど頑固な水垢や雨染みを付着させます車の塗装面にコーティングをしておくことで、塗装面に水垢や雨染みを固着するのを防ぐと同時に、洗車で簡単に汚れが落とせるようになるなどの効果が得られるのです。

メリット⑥:車を売るとき査定が上がる

退車を売るとき査定が上がる

最後のメリットはコーティングを施工しておくことで愛車を手放す際の査定額が向上する点です。車にコーティングをしておくことで愛車を長期間綺麗な状態に保たせることができます。
売却時に車がきれいな状態であればあるほど高値で引き取ってくれるケースが多いため、リセールバリューが良くなりやすいというのもメリットの一つと言えるでしょう。実際にコーティングを15万で施工し、3年目の査定が20万円アップ。5万円も得をしたということもあるのです。

如何でしたでしょうか?車のコーティングの6つのメリットについて確認してきました。愛車を綺麗に保つならコーティングを施工しておきましょう。
しかし、メリットがあればデメリットも存在します。次の章で詳しく見ていきましょう。

カーコーティングの3つのデメリット

カーコーティングには主に3つのデメリットが存在します。デメリットについて詳しく見ていきましょう。

デメリット①水シミなどのイオンデポジットが付きやすくなる

水シミがつきやすくなる1つ目のデメリットはイオンデポジットなどの水シミが付きやすくなることがあります。ガラスコーティングと言われる種類のコーティングの大半はカルキや塩素などのシミ汚れが付着しやすくなります。その理由はイオンデポジットなどのシミは無機質となっており、ガラスコーティングも大半が無機質のコーティング被膜を形成するため互いに結合しやすくなっているためイオンデポジットなどのシミがつきやすいと言われております。

プロからのワンポイントアドバイス

ガラスコーティングも種類によっては有機系溶剤のものもありイオンデポジットなどのシミがつきづらい商品が沢山ありますので、信頼できるショップに相談するようにしましょう。また、青空駐車のお車はイオンデポジットが付着しやすいため、セラミックコーティングや親水タイプのコーティングを施工することでシミが付着しづらくなります。

親水コーティング上記画像は親水コーティングを施した車両の水弾きです。塗装面に水滴が馴染むため塗装面に水滴が残留しづらくなりイオンデポジットなどのシミ汚れが劇的に付着しづらくなります。青空駐車のお車は対策として親水タイプのコーティングを施工することでシミ汚れが付着しづらくなります。

参考になる記事:親水コーティングって何?特徴や効果、メリットを徹底解説

デメリット②施工費用が高額になるケースがある

カーコーティングは最大で3~5年程度持続するため施工費用が高額になるケースがあります。例えば、1年程度持続するポリマーコーティングは約2万~3万程度となりますが、ガラスコーティングなど特殊なカーコーティングでは、施工費用は15万程度の施工高額な費用が掛かるケースもあります。

一見するとガラスコーティングの費用は高額になりますが、寿命が長いためポリマーコーティングコーティングなどに比べ5年と長い期間のトータル費用を計算するとガラスコーティングの方が実は安く済むケースがあります。初期費用に囚われず愛車の所有期間をもとにコーティングの種類を選ぶようにしましょう。

カーコーティング5年間の施工費用※上記、耐久性や施工費用は目安であり実際に施工するものと異なるケースがあります。

如何でしょうか?上記コーティングを耐久年数で割ると施工費用がガラスコーティングの方が安くなるケースがあります。
カーコーティングを施工する際には費用や耐久年数を加味した上で選ぶようにしましょう。

デメリット③定期的なメンテナンスが必要になる

続いてのデメリットは定期的なメンテナンスが必要になるという点です。カーコーティングを施工した後は、コーティング表面に汚れが固着したり、紫外線や酸性雨により酸化することがあります。そのため、固着した汚れを取り除いたり、劣化したコーティング被膜を補修することによりコーティング被膜が長持ちするのです。

5年持続するガラスコーティングを施工しても一切メンテナンスをしないとわずか2年程度で効果が無くなってしまうといったこともありますので定期的にメンテナンスしましょう。
また、コーティングメンテナンスをマメに行うことで、5年以上効果が持続したという事例もありますのでお手入れは欠かさずに行いましょう。

プロからのワンポイントアドバイス

車のコーティングメンテナンスは自分でも出来るって知ってますか?
わざわざプロに高額な費用を掛けなくてもメンテナンス剤を使用することで簡単に綺麗になることもあります。
コーティングメンテナンスは主に2種類です。①コーティング被膜に固着した汚れを取り除く②イオンデポジット除去
誰でも簡単にメンテナンス出来るのでコーティング施工後はマメなメンテナンスを行うようにしましょう!!

参考になる記事:車のコーティングメンテナンスを自分でやる方法

以上が、車のコーティングにおけるメリット・デメリットでした。ここからはあなたに最適なコーティングの選び方についてご紹介していきます。

参考になる記事: ガラスコーティング8つのメリットと5つのデメリットを専門家が解説

車のコーティングには3種類ある!最適なコーティングの選び方

車のコーティングには主に3種類存在します。
この種類によって得られる効果や寿命が異なるので貴方にあった最適なコーティングの選び方をご紹介させていただきます。

~自分に最適なカーコーティングの選び方フローチャート~

最適なコーティングの選び方

~カーコーティング種類別の特徴~

カーコーティングの選び方貴方に最適なコーティングは見つかりましたか?
上記のようにコーティングの選び方は各種類の性能や効果、寿命、予算に応じて選ぶようにしましょう。

セラミックコーティング

セラミックコーティングの特徴は耐薬品性に優れるため酸性雨や融雪剤などの劣化が受けづらくなります。そして、厚い被膜を形成するセラミックは光沢に優れ、擦り傷が付着しづらいコーティングとなります。効果や寿命は他のコーティングと比べても非常に優れています
参考になる記事:セラミックコーティングとは?効果,費用,特徴と商品を徹底解説

セラミックコーティングはこんな方におすすめ

光沢(輝き)を重視している方
コーティングの効果を長持ちさせたいさせたい方
水シミの付着を軽減させたい方

ガラスコーティング

ガラスコーティングの特徴はガラス質の被膜を塗装面に形成するため紫外線や熱による劣化を軽減させます。カーディーラーなどでも取り扱っている最もベーシックなコーティングがガラスコーティングです。耐熱性や耐紫外線性に優れるのが最大の特徴です。
参考になる記事:ガラスコーティングの効果,費用,洗車方法をIICが徹底解説

ガラスコーティングはこんな方におすすめ

初めてコーティングを施工される方
3~5年程度コーティングの効果を持たせたい方

ポリマーコーティング

ポリマーコーティングとはシリコンやフッ素などが含まれた重合体を塗装面に形成させる商品です。ポリマーの特徴として塗装内部に浸透していく商品が多くワックスよりも長持ちします。しかし、寿命が短いことから安価に施工できるので簡易的にコーティングを施工したい方に人気なのがポリマーコーティングとなります。
参考になる記事:ポリマーコーティングとガラスコーティングの違い

ポリマーコーティングはこんな方におすすめ

リーズナブル(安価)に施工したい方
定期的にコーティングをかけたいかた
洗車などのお手入れをほとんどされない方

以上が車のコーティングの主な3種類でした。
求める効果に合わせてコーティングを選ぶようにしましょう。

車体以外に施工できるカーコーティング

カーコーティングは車の塗装面だけでなく、窓ガラスやホイール、レザーシート、樹脂パーツ、ヘッドライトなどにコーティングを施工することが可能となります。

その他のオプションコーティング

窓ガラスコーティング

>窓ガラス撥水コート・ウィンドウコート

窓ガラスにコーティングをしておくことで油膜の付着を防止し、雨天時の視界も良好に保てます。虫の死骸や鳥ふんが付着しても水洗いで簡単に落とせるようになるのも魅力の一つです。

IICの窓ガラスコーティングの詳細はこちら

ホイールコーティング

アルミホイールコート

欧州車などのホイールはブレーキダストが多く付着します。ブレーキダストが付着しても水洗いで簡単に汚れが落とせるようになるため人気のコーティングメニューです。

IICのホイールコーティングの詳細はこちら

レザーシートコーティング

レザーシートコーティング

レザーシートはジーパンの色移りや摩擦による亀裂、ひび割れなどを軽減させることが可能となります。欧州車などのレザーシートの車両に人気のオプションメニューです。

IICのレザーシートコーティングの詳細はこちら

未塗装樹脂コーティング

プラスティックブラック

未塗装樹脂パーツは紫外線による劣化で白濁りしてしまいます。コーティングをしておくことで素材の劣化を予防することが可能となります。

IICの未塗装樹脂パーツコーティングの詳細はこちら

ヘッドライトコーティング

ヘッドライトコーティング

ヘッドライトは紫外線による劣化で黄色く黄ばんでしまいます。コーティングをしておくことでヘッドライトの黄ばみを予防し綺麗な状態をキープしてくれます。

以上が、塗装以外に施工できるコーティングでした。愛車を長く美しい状態に保つためにもボディ以外のコーティングも検討してみましょう。

カーコーティングの業者はどこがおすすめ?

カーコーティングの業者はどこがおすすめ?カーコーティングってどこで施工するのがおすすめ?と疑問に感じている方のためにコーティング専門店のIICがおすすめの業者をご案内しますので参考にしてください。

コーティングの種類 寿命 メンテナンス
メニューの有無
施工設備
ガラスコーティング専門店 ◎3種類~7種類 3~7年 純水機や遠赤外線乾燥機などコーティング設備が充実しているためコーティング性能が向上しやすい
カーディーラー 〇3種類程度 3~5年 ×埃が入る環境で施工することがある
量販店 △1~2種類 2~3年 × 〇仕切られた空間で作業ができる。一部の店舗で遠赤外線乾燥機でコーティングを乾燥している
ガソリンスタンド 〇3種類程度 1~5年 ×埃が入る環境で施工することがある

※上記、記載内容は各業者の平均値であり実際と異なる可能性があります。
上記の図のように施工する業者によってコーティングの寿命や取扱い商品、メンテナンスメニューの有無、施工する設備環境が異なります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

ガラスコーティング専門店

ガラスコーティング専門店ガラスコーティング専門店はコーティング施工時の設備が優れております。例えば、コーティング施工後の焼付乾燥によってコーティング被膜の硬度や光沢、撥水効果を向上させる設備を導入していたり、コーティング施工時には純水装置を使用してカルキや塩素などの不純物を除去することによってコーティング被膜の密着性(定着)を向上させるなど、コーティング施工に最適な環境で施工することができるため、寿命や効果効能を最大限引き上げることが可能となります。

~コーティング施工後の焼付乾燥

ガラスコーティング施工後の遠赤外線乾燥

高い技術力で新車以上の光沢へ

高い技術力で新車以上の光沢へ上記、画像のようにガラスコーティング専門店は技術力が高いため、傷んだ塗装面も研磨作業を通して表面に付着した微細な小傷や水シミを綺麗に取り除いてからコーティングを施工するため新車以上の光沢に仕上げることも可能となります。コーティングの性能を最大限まで高め愛車を長期間美しく保つならコーティング専門店での施工をおすすめします。
参考になる記事:コーティング優良店厳選9選と後悔しない為の8つのチェック事項

ガラスコーティング専門店IICの設備の紹介動画

カーディーラー

カーディーラーカーディーラーのコーティングは新車納車時にコーティングが済んでいるというメリットがあります。その為、わざわざ施工店にもっていかなくてもよいので新車納車時にコーティングしたい方はディーラーコーティングがおすすめとなります。一方、専門店コーティングに比べコーティングの種類が少なく寿命が短いケースもありますので注意しましょう。
参考になる記事:ディーラーと専門店コーティングの違いってなに?疑問を徹底解説

ガソリンスタンドや量販店

ガソリンスタンドのコーティングガソリンスタンドや量販店でのコーティング施工がおすすめの方は、気軽でリーズナブルにコーティングしたい方向けとなります。ガソリンスタンドや量販店でのコーティングは数時間(2~3時間)でコーティングが完了するケースが多く施工時間が短いためリーズナブルに施工してくれるといったメリットもあります。しかし、ディーラーコーティングに比べ寿命が短いといったデメリットもありますので効果と費用のバランスを見て依頼するようにしましょう。
参考になる記事:ガソリンスタンドのコーティングってどうなの?プロが徹底比較

以上がコーティングを依頼できる業者でした。
高い仕上がりと効果効能を求めるのであればガラスコーティング専門店に依頼するようにしましょう。

車のコーティングの費用相場と施工する方法

この章では、車のコーティング費用相場とお得に施工する方法をご紹介していきます。

コーティングの費用相場

コーティングの費用相場は施工する種類や業者、新車か経年車かによって費用相場は異なります。
詳しく見ていきましょう。

~業者別の費用相場~

施工業者(価格の理由) コーティングの種類 価格 寿命
カーコーティング専門店
価格の理由
※施工期間が長い(2~3日程度)
※施工設備が充実しているケースが多い
・ガラスコーティング
・セラミックコーティング
10~15万程度 3~7年程度
カーディーラー
※施工時間は約8時間程度
・ガラスコーティング 10万程度 3~5年程度
量販店
※施工時間は約3~5時間程度
・ガラスコーティング
・ポリマーコーティング
4~6万程度 1年程度
ガソリンスタンド
※施工時間は約1~3時間程度
・ガラスコーティング
・ポリマーコーティング
2~3万程度 1~2年程度

※上記数値は著者の経験に基づいて算出された平均であり実際の数値と異なることがあります。
上記のように施工する業者で寿命や施工時間が異なるため価格に差が生じます。どこでコーティングするかで効果効能も大きく左右されるので業者をしっかりと選ぶようにしましょう。

カービューティーアイアイシーの場合

コーティング基本セット フルコース
サイズ 基本セット 新車直納
特別価格
サイズ ミドルフィニッシュ ハードフィニッシュ
SS ¥79,200 ¥71,200 SS ¥129,300 ¥148,700
S ¥89,100 ¥80,100 S ¥145,500 ¥167,300
M ¥99,000 ¥89,100 M ¥161,700 ¥185,900
L ¥113,800 ¥102,400 L ¥185,900 ¥213,800
LL ¥128,700 ¥115,800 LL ¥210,200 ¥241,700
XL ¥138,600 ¥124,700 XL ¥226,300 ¥260,300

参考になる記事:車のコーティングの価格相場ってどれくらい?こっそりプロが教えます

車のコーティングの施工の流れと自分でやる方法

車のコーティングを施工する際の流れと自分でも施工できる方法をお伝えさせていただきます。車のコーティングはショップに依頼すると高額な費用が掛かるケースがあります。しかし、自分で施工することで1万円程度でコーティングすることができるので安く仕上げたい!と思いの方は自分でチェレンジしてみましょう。

車のコーティングの施工の流れと自分でやる方法

車のコーティングは自分でも施工することが可能となります。主な施工する流れは下記の通りとなりますので参考にしてみましょう。

1.洗車

まず、愛車の汚れを手洗い洗車で落としていきます。塗装面には埃や砂利、泥などの汚れが付着しているため、中性洗剤や弱アルカリ性カーシャンプーを使用していきます。車体全体を水道水で満遍なく水をかけていきます。カーシャンプーをバケツに入れ水で薄めて洗車用スポンジを使用して塗装面を洗浄していきます。

2.鉄粉除去

経年車のような汚れがひどい車両は鉄粉除去剤を吹きかけていきます。専用粘土を使用して塗装面に付着した異物(鉄粉)をこすりながら取り除いていきましょう。鉄粉が残った状態でコーティングをしてしまうと定着が弱まってしまいコーティングの寿命が短くなってしまいますので注意しましょう。

3.油膜除去(水垢除去)

塗装面には花粉や排気ガス、ワックス汚れなどが固着してしまいます。水垢除去剤を使用して塗装面に固着した汚れを取り除いていきます。この作業を行うことでコーティングの密着性(定着力)を高め、効果効能を最大限引き上げていきます。

4.シミ取り

塗装面には酸性雨や水道水の残留したカルキなどのシミ汚れが付着してしまいます。シミ汚れが付着している場合はイオンデポジット除去剤等を使用して塗装面の洗浄作業を行います。この作業を行うことで光沢が向上し綺麗な塗装面に復元します。

5.研磨作業

塗装面には細かい傷が付着してしまいます。この細かい傷(スクラッチ傷)を取り除くのが研磨作業です。専用のポリッシャーやスポンジバフ、研磨剤を使用して塗装面を磨いていきます。この作業を行うことで塗装面の傷が消え、光沢を復元させることができます。

6.脱脂作業

研磨剤などの余剰成分が塗装面に残っているとコーティング剤の密着性を低下させてしまうためしっかりと脱脂剤で油分などを取り除いていきます。この作業を行うことでコーティングの密着性を最大限まで高めることが可能となり、寿命が向上します。

7.コーティング塗り込み

最後にコーティング剤を塗り込んで拭き上げれば施工完成です。カーコーティングは主に7工程で作業をしていきましょう!コーティング剤が固まってしまうと拭き上げが困難になってしまうので塗り込み後は速やかに拭き上げるようにしましょう。

参考になる記事:車のコーティングを自分(DIY)でやる方法

車のコーティングでよくあるQ&A

1:本当にコーティングって必要?

コーティングが必要か否かはオーナー様によって異なります。コーティング施工後滅多に洗車をしない方や美観にこだわりがない方はコーティングをしてもすぐに効果が無くなってしまうためコーティングの必要がないケースが多いです。しかし、車に美観を求めており洗車を楽にしたいなどのニーズがある場合はコーティングをする必要性があると言えるでしょう。

2:車のコーティングはどれくらいもつの?

 コーティングの種類によってもまちまちです。ポリマーコーティングは約1年程度となり、ガラスコーティングは3年程度となります。セラミックコーティングなどの高性能の商品であれば5年程度効果が持続するのでカーライフに応じて最適なコーティングを選ぶようにしましょう。また、定期的にメンテナンスを行うことにより効果が長く持続するのでお手入れも欠かさずに行いましょう。
参考になる記事:ガラスコーティングの耐久性とは?寿命を延ばす2つの方法

3:親水や撥水などどれを選べばいいのかわからない。

 車のコーティングには大きく分けて撥水タイプと親水タイプが存在します。撥水タイプは水が付着するとコロコロ弾くため洗車が楽になったり洗車時の拭き上げが楽になります。しかし、雨が降った後、塗装に水滴が残留しやすくなるため水シミが付着しやすいくなります。一方、親水タイプは塗装面に水滴が馴染むため水シミが付着しにくいといった特徴があります。洗車時の汚れ落ちや洗車時の拭き上げは撥水に比べると衰えます。
参考になる記事:ガラスコーティングの親水と撥水の違いと特徴

4:コーティングの費用の相場を教えて!

:車のコーティングの費用相場は新車か否か。そして車のサイズ(面積)によって価格は変動しますが、平均でお伝えすると、コーティング専門店の価格相場は10~15万円、カーディーラーでは6~15万、カー用品店では3~7万、ガソリンスタンドでは2~5万程度が費用相場となります。
※上記費用相場は2022年7月8日時点の著者の経験に基づくもので実際の費用と異なる可能性があります。
参考になる記事:車のコーティングの価格相場ってどれくらい?こっそりプロが教えます

5:車のコーティング後のお手入れはどうすればいいの?

車のコーティング後のお手入れは洗車とコーティングメンテナンスです。コーティング施工後に被膜に汚れが蓄積したり、イオンデポジットなどのシミが付着してしまうとコーティングの効果効能が低下してしまうためマメに洗車することとメンテナンス剤などを使用してお手入れしてあげましょう。
参考になる記事:コーティングメンテナンスのやり方をプロが解説

6:車のコーティング後に洗車機に入れても大丈夫?

コーティング施工後に洗車機に入れてもコーティングが剥がれたりはしませんがおすすめできません。何故ならば、洗車機のブラシが高速で車体に擦りつけられると塗装面には細かい傷が付着してしまいます。また、洗車機にこびりついているワックスが車体に固着してしまうため光沢が低下したり、撥水性能が低下する可能性がありますので手洗い洗車でお手入れしてあげましょう。
参考になる記事:コーティングした車に洗車機は絶対NG!

7:コーティング施工後に雨染みが出来てしまった場合の対処法は?

コーティング施工後に雨染みが出来てしまった場合はイオンデポジット除去剤を使用して早めに取り除きましょう。シミが付着した状態でしばらく放置すると薬品では取れなくなってしまうのですぐにお手入れしてあげることが重要です。イオンデポジット除去剤は誰でも簡単に施工できる商品なので雨染みがついてしまったら早めに取り除きましょう。
参考になる記事:雨染みが出来てしまった場合の対処方法をプロが解説

8:車のコーティング後にワックスはしても大丈夫?

車のコーティング施工後はワックスはしない方が良いです。何故ならば、ワックスは油の膜を塗装面に形成させるため、油汚れ(排気ガスや泥汚れ)が付着しやすくなります。せっかくコーティングで車体を汚れづらくしてあげる効果が得られるのにワックスをしてしまうことで逆に汚れやすくなってしまいますので避けるようにしましょう。
参考になる記事:ガラスコーティング後のワックスについて

9:コーティング施工後の洗車で気を付けることはありますか?

車のコーティング施工後の洗車で気を付けることは、洗車時の水分をしっかりと拭き上げることと、洗車時に水分を乾かさないことです。洗車時のトラブルでよくあるのが水道水が乾いてしまってカルキや塩素の影響で塗装面にシミがついてしまうという点です。これらのシミ汚れを防ぐためにもしっかりと水分をふき取ることを意識して洗車してあげましょう。

まとめ

車のコーティングの必要性やメリット、デメリットについて確認してきました。

車のコーティングの必要性やメリット車のコーティングには主に6つのメリットがあります。愛車を綺麗に保たせたい!洗車などのお手入れを楽にしたい!と思いの方はカーコーティングを施工して愛車を長く綺麗に保ってあげましょう。

そして、コーティングには主に3種類あることを確認してきました。ポリマーコーティング、ガラスコーティング、セラミックコーティング等沢山種類がある中で、効果効能や寿命など種類によって異なります。下記のイラストを参考に自分に最適なカーコーティングを選ぶようにしましょう。

最適なコーティングの選び方 カーコーティングの選び方そして、車のコーティングは様々なショップで施工することが可能となるため、自分に合ったショップを選ぶことが重要です。下記の図を参考にどこで施工するのかも確認しておきましょう。

コーティングの種類 寿命 メンテナンス
メニューの有無
施工設備
ガラスコーティング専門店 ◎3種類~7種類 3~7年 純水機や遠赤外線乾燥機などコーティング設備が充実しているためコーティング性能が向上しやすい
カーディーラー 〇3種類程度 3~5年 ×埃が入る環境で施工することがある
量販店 △1~2種類 2~3年 × 〇仕切られた空間で作業ができる。一部の店舗で遠赤外線乾燥機でコーティングを乾燥している
ガソリンスタンド 〇3種類程度 1~5年 ×埃が入る環境で施工することがある

今回の記事を読んで、車のコーティングを施工し豊かなカーライフがお過ごしいただけることを願っております。最後までお読み頂きましてありがとうございました。
専門店でコーティングしてみたいな!とお感じになられた方は是非カービューティーアイアイシーにご相談下さい。
最高の設備と豊富な商品でお客様の快適なカーライフを実現させていただきます。