大切な愛車を綺麗にするために、カーワックスとカーコーティングで迷っている方も多いのではないでしょうか。カーワックスとカーコーティングは寿命や費用相場、効果効能が全く異なります。この記事では、カーワックスとカーコーティングの違いについて詳しく解説していきますのでコーティング選びの参考にして頂ければ幸いです。
この記事を読んで快適なカーライフが実現できることをお祈りしております。
カーワックスとカーコーティングの違い
カーワックスとカーコーティングはどちらも車体の光沢を向上させたり、撥水性能(水弾き)を向上させるために施工する製品となります。しかし、寿命や費用相場、効果効能が極端に異なりますので、それぞれの特徴を理解しておくことが必要です。

上記の図のように効果効能で考えてもガラスコーティングは非常に効果が高くなります。
カーワックス

カーワックスはカルナバ蠟と言われる植物の油から採取されたもので熱や雨で溶けてしまうため、寿命は1~2週間程度で剥がれてしまいます。
また、費用相場は数千円で購入できるため手軽に施工できると言ったメリットがあります。
カーコーティング

カーコーティングはガラス被膜を形成する製品を使用することにより、寿命は3~5年程度と長く持ちます。また、費用相場は5~10万程度と高額な費用が発生します。
カーワックスのメリットとデメリット
カーワックスのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
カーワックスのメリット
カーワックスは費用が安く、素人でも簡単に施工できることが大きなメリットとなります。ワックスを施工することで光沢の向上、撥水効果を実現することで洗車などのお手入れが楽になるといったメリットが得られます。
カーワックスのデメリット
カーワックスのデメリットは寿命が短いという点です。1度施工しても1~2週間ほど経つと、熱や雨で剥がれてしまいます。そのため、マメにワックス掛けをしなければならないといったことがデメリットと言えます。また、未塗装樹脂パーツなどにワックスが付着すると白濁してしまったり、樹脂パーツを劣化させてしまうので注意が必要です。

カーコーティングのメリットとデメリット
カーコーティングのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
カーコーティングのメリット
カーコーティングのメリットは施工すると長期間(3~5年)愛車を綺麗な状態に保たせることが可能です。ワックスの施工などは必要ないためお手入れが楽になります。また、硬い被膜のガラスコーティングなどを施工することで塗装面に微細な小傷がつきづらくなったり、熱による劣化を防ぐことが可能となります。耐紫外線性効果も高いため車体の劣化を防止することが可能となります。

上記、イラストのように、カーコーティング(ガラス)を施工した場合とワックスを施工した場合の普段のお手入れ(洗車)の時間を計測したものです。ワックスを施工sるう1回の凡その時間は240分に対し、ガラスコーティングを施工した車両の洗車時間は凡そ60分となります。5年間を積み重ねるとお手入れの時間がワックスよりもカーコーティングの方が削減できるといったメリットも得られます。
耐久性(耐熱性能)
カーコーティングのデメリット

一方、カーコーティングのデメリットは費用相場が5~10万と高額な施工費用がかかってしまいます。しかし、寿命や効果効能が高いといった観点から考えるとデメリットと言い切ることは出来ないでしょう。
よくあるQ&A
この章では、ワックスとガラスコーティングでよくある質問をまとめました。
結論から申し上げますとカーコーティングした車にワックスは不要となります。専用のメンテナンス剤などで定期的にお手入れしてあげましょう。
はい。ワックスが乾いていない状態で拭き上げると、ワックスの膜が薄い状態もしくは膜が形成されていない状態で拭き上げることになってしまうため、ワックスが白く乾燥してから拭き上げるようにしましょう。
ガラスコーティングは自然劣化で剥がれることはありません。ガラスコーティングを剥がすには研磨剤などで磨かないと剥がれないほど強固な被膜を形成します。
まとめ
この記事では、カーワックスとカーコーティングの違いについてご紹介してきました。
カーコーティングはワックスよりも寿命や効果効能が高いので長く愛車を綺麗に保たせることが可能となります。しかし費用相場が5~10万程度の費用がガラスコーティングには発生してしまうため、予算に応じてカーコーティングかカーワックスを選ぶようにしましょう。
ワックスは手軽にできる反面、1~2週間程度しかもたないため定期的にワックス掛けをする必要があります。自分に最適な製品を選ぶようにしましょう。
この記事を読んで快適なカーライフが実現できることを願っております。






