ガラスコーティングポリマーコーティングの違いメリデメをプロが解説0

車にコーティングを施工しようと考えたときにポリマーコーティングとガラスコーティングどちらがよいの?と疑問に感じているのではないでしょうか?
また、自分に最適なコーティングはどっち?とコーティングを選ぶにあたり情報を集めている段階かと思います。

各種コーティングのどちらがあっているかを知る前に、両者のメリット、デメリットを理解していなければ思ったような効果が得られなかったり、別のコーティングにしておけばよかったなと後悔してしまいます。その後悔する方の大半があなたがコーティングに何を求めるか。ということを明確にしておらずコーティングを施工してしまうことです。

何を求めるのかということについて明確にしていれば、90%の方は後悔せずに満足いくコーティングが施工できるでしょう。

1章
ガラスコーティングとは

ガラスコーティングを施工したボルボのボンネット
ガラスコーティングとは、有機系溶剤を一切含まない完全無機質のガラス被膜を形成するコーティング剤です。
従来のコーティングと比べ、有機系溶剤を含まないため、紫外線や熱による劣化が起こりづらく、上記のようにコーティング被膜が半永久的に塗装面に残り続けます。

有機系溶剤のコーティングは紫外線や熱で劣化しやすいのに対し、無機系溶剤のガラスコーティングは圧倒的な持続性を実現するコーティングです。

では、具体的にガラスコーティングのメリット、デメリットについて詳しく見てましょう。

◆ガラスコーティングの
4つのメリット

ガラスコーティングのメリットは大きく分けて4つ存在します。
まずは、1つ目のメリットを確認していきましょう。

メリット① 効果が長続きする

まず、ガラスコーティングのメリット1つ目は、ポリマーコーティングに比べ長持ちする点です。

ポリマーコーティングは有機系溶剤となりますので、酸性雨や熱、紫外線に弱く半年~1年でコーティングが無くなってしまいますが、ガラスコーティングは半永久的にコーティング被膜を形成するため無くなることはありません。
その為、長期間車をを所有した際にコストパフォーマンスが優れてきます。

ガラスコーティングの最大のメリットは持続性が約3年と長持ちする点です。

メリット② 圧倒的な輝きを実現する

ガラスコーティングの効果を比較効果が分かる美しいボディ
メリットの2つ目は圧倒的な輝きが実現できることです。

画像のようにガラス被膜を形成するガラスコーティングは塗装面を厚い被膜で覆うことで光沢(輝き)が向上します。
下記図のように、ポリマーコーティングは塗装面にのっているだけですが、ガラスコーティングは塗装面に浸透しガラス被膜を結合します。
そのため、新車以上に綺麗に輝くので見た目が美しくなるメリットがあります。また、持続性も長いので、長期間車を綺麗に保つことも可能となります。

メリット③
耐熱性に優れ熱で劣化しづらい

ガラスコーティングのメリットの3つ目は耐熱性が高く、熱れ劣化しづらいという点です。
まずは、耐熱性テストの動画をご覧ください。

上記の動画のようにガラスコーティングは耐熱性に優れるため、熱でコーティング被膜が劣化したり剥がれることはありません。
ガラスコーティングの耐熱温度は約700~1000℃となり、炎天下やエンジン等の熱でコーティングが痛みません。

一方、ポリマーコーティング等のコーティングは熱で痛んでしまうので、塗装面が熱くなった状態で水気に触れるとコーティングが流れ落ちてしまいます。
その為ガラスコーティングは耐熱性が高いため長持ちするのでメリットの一つと言えます。

メリット④ 汚れが付きづらくなり
お手入れが楽になる

ガラスコーティングの最後のメリットは汚れが付きづらくなることです。

無機質のコーティング被膜を形成するため、有機系汚れが圧倒的に付着しづらくなります。
有機系汚れとは、排気ガスなどの油汚れが塗装面に付着しづらくなり、付着しても雨や水洗いで簡単に汚れが落ちるようになるのもメリットです。

有機系汚れが付着しづらいコーティングのため青空駐車などの汚れやすい環境の車両に最適なコーティングなのです。

以上、4点がメリットでした。

次にデメリットについて解説していきます。

◆ガラスコーティングのデメリット

デメリット①施工価格が高額

まず、一つ目のデメリットは施工価格が高額という点です。

ガラスコーティング施工の初期費用は5~10万程となり、ポリマーコーティングに比べ価格は3~5倍ほど高いのがデメリットとなります。
ポリマーとガラスのコーティング費用を長期間で割ればガラスコーティングの方が安くなりますが、初期費用が高額になってしまう点はデメリットと言えるでしょう。

デメリット②施工期間が数日かかる

デメリットの2つ目は施工期間に数日かかるという点です。簡易的なポリマーコーティングであれば数時間で施工が完了しますが、本格的なガラスコーティングは施工日数が2日~3日ほどの期間を要します。
その間は、愛車に乗れなくなってしまうのでその点がデメリットと言えるでしょう。

以上がガラスコーティングのメリット、デメリットでした。
ガラスコーティングについてもっと知りたい方は下記の記事をご覧ください。

次はポリマーコーティングについて解説していきます。

2章 ポリマーコーティングとは

ポリマーコーティングとは有機系溶剤の簡易的なコーティング剤です。

ポリマーコーティングは15年程前に支流だった製品で、現在ではガラスコーティングよりも性能や効果が低くなっています。
しかし、気軽に施工できるが故、多くのカーオーナーから指示されているコーティング剤です。

それでは、ここからポリマーコーティングのメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。

◆ポリマーコーティングのメリット

メリット①安価にコーティングが施工できる

ポリマーコーティングは最も安価に施工できるコーティングです。
費用相場は約2~3万となり、ガラスコーティングに比べ半値以下で施工することが可能となります。

輝きや持続性、効果効能をそこまで求めないのであればポリマーコーティングは安価なので施工しやすいと言えるでしょう。

メリット②数時間でコーティングが施工できる

2つ目のメリットは施工時間が数時間で済むという点です。
大体の施工時間は約2時間~3時間ほどとなるため、忙しい方でも気軽に施工できるのがメリットと言えるでしょう。
また、汚れが気になったら気軽にコーティングを依頼できるのもメリットの一つです。

◆ポリマーコーティングのデメリット

デメリット① 長持ちしない

ポリマーコーティングの最大のデメリットは長持ちしないという点です。
先ほどもお伝えしましたが、ポリマーコーティングは有機系溶剤のため熱に弱く酸性雨や紫外線で劣化してしまいます。
そのため、持続性は約半年前後となるので頻繁にコーティングをしならないのがデメリットとなります。

デメリット② 熱や紫外線に弱く
傷みやすい

デメリットの2つ目は先ほどもお伝えした通り熱や紫外線に弱いため、塗装面が痛みやすくなります。
主に紫外線による色あせや熱による汚れの固着が起こりやすくなるため、塗装面の変色や塗装の剥離などの劣化が起こりやすくなります。

デメリット③ 輝きは然程変わらない

最後のデメリットはコーティング施工後に光沢(輝き)が向上しないという点です。
ワックスなどのコーティングであれば油膜で塗装面の輝きを向上させたり、ガラスコーティングを施工したことによってガラス被膜が塗装面に覆うことで塗装の深みが得られますが、ポリマーコーティングは塗装面に乗っているだけですので、熱や酸性雨で流れ落ちてしまうため輝きは左程変わりません。

車の美観を気にされる方にはポリマーコーティングは輝きが向上しないので不向きなコーティングと言えます。

以上がガラスコーティング及びポリマーコーティングの特徴とメリット、デメリットでした。

ここまで読んで、実際にどちらのコーティングにしようか決められた方が多いと思います。
しかし、既にどちらのコーティングを施工しようか決まった方!!もう少し待って下さい。
次の章で、ガラスとポリマーの比較表をご覧いただいてから決めて頂きたいと思います。

3章 ガラスコーティングと
ポリマーコーティングの
主な4つの違い

まずは、主な4つの違いを見る前に下記の図でをご覧ください。ポリマーコーティングとガラスコーティングの違い一覧表
上記、4点のようにポリマーとガラスでは圧倒的な差となっております。

ガラスコーティングとポリマーコーティングで異なる主な4つの違いをそれぞれ詳しく見ていきましょう。ついて解説していきます。

違い①コーティングの持続性が異なる

まずは、持続性が異なるという点についてお伝えしていきます。
先ほども触れましたが、ポリマーの持続性や約半年となり、ガラスは3年となります。

ガラスの方が長期間塗装面を保護するのに対し、ポリマーは1年間で2回もコーティングをしなければなりません。
定期的にショップで施工しなければならなくなります。

違い②コーティングによる輝きの違い

続いては、両者の輝きによる違いです。
ガラスコーティングは商品によって異なりますが、被膜の厚みが約0.3μ(ミクロン)の厚みを形成します。
しかし、ポリマーコーティングのコーティング被膜は硬化して塗装面に形成されず、塗装面に浸透していくタイプのコーティングとなるため、殆ど輝きは向上しません。

コーティングして塗装面の輝きを向上させたい!と考えている方にはガラスコーティングの方が良いでしょう。

違い③3年間でみたコーティングの
施工価格の違い

両者の違い3つ目は施工価格です。

ポリマーとガラスでは持続性が異なるためランニングコストも変わってきます。

下記の図のようにポリマーコーティングは持続性が半年~1年のため、ガラスコーティングに比べると初期投資は安くなりますが、3年間のランニングコストで考えると価格は少々高くなってしまいます。

ポリマーコーティングとガラスコーティング、5年間にかかる施工費用

上記で見ても分かるように、ポリマーコーティングは3年間で12万円の施工費がかかるのに対しガラスコーティングは10万円となるのでコストが安く済みます。
価格面から見てもガラスコーティングの方が優れているのがお分かりでしょうか?違い④ガラスは上部な被膜を
形成するが、ポリマーは熱で溶ける

先ほども少し触れましたがガラスコーティングよりもポリマーコーティングの方が持続性や輝きを考慮した際に性能が衰えてしまいます。
耐熱性や耐紫外線性に乏しいため塗装面が変色(色あせ)したり塗装が剥離してしまうことも珍しくありません。

下記の画像のようにガラスコーティング(シリカコート)は塗装面に結合しているのに対し、ポリマーコーティング(従来のコーティング)は塗装面に乗っかっているだけなので、熱や水流でコーティングが流れ落ちてしまうのです。

以上の観点からポリマーよりもガラスの方が総合的に考えてもメリットは多いといえます。

この章でお伝えした4つの違いを見てもお分かりの通りご予算があれば確実にガラスコーティングの方が良いと言えるでしょう。

ここまで読んで、まだどちらのコーティングに使用か迷っている!
という方のために4章ではガラスコーティングがオススメの方、5章ではポリマーコーティングがオススメの方という視点で詳しくお伝えしていきます。

4章 ガラスコーティングが
オススメな方

ガラスコーティングがオススメの方はある程度の予算があって、効果効能面や持続性において高い性能を求めている人にオススメとなります。
シルト プレミアム

主にガラスコーティングがオススメの方は下記の通りとなります。

コーティング効果や持続性を重視したい人
お手入れ(メンテナンス)を楽にしたい人
輝き重視の方
新車を購入した方
10万円ほどの予算がある人
青空駐車の方

上記、2項目以上当てはまるならガラスコーティングがおすすめです。
ガラスコーティングは効果効能(輝きや持続性)で考えてもポリマーコーティングより優れるため、コーティングをしてから5年後の車の状態を見るとガラスコーティングの方が劣化が少なくきれいな状態をキープできます。

続いてはポリマーコーティングがオススメなケースをご紹介していきます。

5章 ポリマーコーティングが
オススメなケース

ガラスコーティングポリマーコーティングの違いメリデメをプロが解説7
ポリマーコーティングがオススメの方は下記の通りとなります。

①とにかく安いコーティングを考えている方
②既に車が傷んでいたり汚れがひどく軽く綺麗にしたいと考えている方
③めったに洗車しない方(3.4カ月に1度)

上記の項目が1つでも当てはまるなら、ポリマーコーティングがオススメです。
何故なら、あまり洗車しない方がガラスコーティングを施工しても、ガラスコーティングの被膜の上に汚れが固着して取れなくなってしまうことがあります。
高額な費用をかけても汚れが固着してしまってはメンテナンスに費用をかけなければならなくなるのであまり洗車しない方やそこまで輝きなどにこだわりがないのであればポリマーコーティングがおすすめでしょう。

あまりコーティングに対して求めない方や小奇麗だったら良い!とお考えの方はガラスコーティングしても勿体ないです。
ここまで、ポリマーコーティングとガラスこーティングの違いについてお伝えしてきました。
最後に次の章では両者のコーティング施工時に注意すべきポイントをお伝えしていきます。

6章 ポリマー&
ガラスコーティング
施工時に特に注意が必要なポイント

この章では、ガラスコーティングやポリマーコーティングの施工時に失敗したケースを基に失敗しないための9項目の注意点をお伝えさせて頂きます。
コーティングを施工する前に、しっかりと理解し満足いくコーティングを施工してください。

コーティングをする上で注意するポイント

①自分でコーティングをする場合は必ず汚れを落としてから行うこと
②炎天下や気温が高い日にポリマーをするとシミやムラになる
③ガラスコーティングを塗布して長時間放置しない
④ガラスコーティング施工後24時間は水気に触れない
⑥ガラスコーティングは必ず専門店へ依頼すること
⑦ガラスコーティング専門店へ依頼する際はGoogleレビューの★4つ以上のお店にすること
⑧ガラスコーティングは必ず専門店へ依頼すること
⑨コーティングは価格で安易に決めないこと

それでは、各項目ごとに詳しく見ていきましょう!

自分でコーティングをする場合は必ず
汚れを落としてから行うこと

両者のコーティングを行う際に汚れが固着している状態でコーティングをかけてはいけません。

なぜならば、汚れが固着している状態で、ワックスやポリマー、ガラスを施工してしまうと汚れとコーティング被膜がミルフィーユのように重なってしまい光沢が半減したり、シミや汚れが取り切れなくなる可能性があるので自分で施工する場合は注意しましょう。

自分でガラスコーティングやポリマーコーティングを施工する際には目に見えない汚れも付着していることがあるので専用クリーナーでしっかり油膜を落としておく必要があります。
そんな時に、油膜や固着した汚れを取るならSCHILD水垢除去剤がおすすめです。
研磨剤配合で、塗装面に付着した汚れを徹底的に除去することが可能となります。
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炎天下や気温が高い日にポリマーを
するとシミやムラになる

青空洗車は注意

塗装面が熱い状態(炎天下や気温が高い日)にコーティングしてしまうとコーティング剤が固まってしまい上手く拭き取れずシミやムラの原因になってしまいます。
ガラスコーティングはガラス被膜を形成するため、一度硬化してしまうと研磨剤を使用しなければ取れないほど強固な被膜を形成します。

その為、炎天下や気温が高い日にコーティングを施工してしまうと数分でコーティングが固まってしまい拭き取れなくなったり、固まったコーティング剤が塗装面を傷つけてしまうことにも繋がります。

コーティングを行う際に必ず塗装面が冷めた状態で施工するようにしましょう!

この記事を書いた人

氏名:三宅佑典(みやけゆうすけ)

役職:通販販売担当
様々な商品をいち早くお客様のもとにお届け出来るように努めております。また、梱包時にも最新の注意を払いお客様のもとへ商品をお届けできるように努めて参ります。
私も車が大好きなので、今後はこんな商品があったらいいな!と自分で思うような商品をどんどん開発していきたいと思いますので宜しくお願いします。