車のメッキパーツとは?

▲メッキパーツ参考画像:メルセデスベンツ
車のメッキパーツとは、車のガラスやドア周りなどにメッキコーティングが施されたパーツを指します。
メッキは、金属の薄い膜を部品の表面に付けることで、美観や耐食性、耐摩耗性などを高める効果があります。
メッキパーツは新車の頃は輝きを放ち、高級感を演出してくれますが、年数が経つごとに付着する汚れで見た目に劣化してしまいます。
メッキには目的別に、装飾目的の「装飾メッキ」、耐食性を高める「防食メッキ」、耐摩耗性や電導性を高める「機能メッキ」など、さまざまな種類があります。
特に、車体の外装や内装のトリム、ハンドル、バッジなどの部品に多く用いられています。
車のメッキパーツの主な種類は、「アルマイト加工」「クロームメッキ」加工の2種類があります。
国産車のメッキにはクロームメッキが使用されているケースが多く、ヨーロッパで生産された車には、アルマイト加工(アルミニウム専用の加工処理)がされているケースが多いとされています。
メッキ部分にコーティングが必要な理由
メッキパーツは一度劣化してしまうと、磨きを入れても新車時のような光沢に戻す事は難しいため、新車時にメッキコーティングを施工していればキレイな状態を保ちやすいため、劣化を未然に防ぐ事が可能です。
劣化を未然に防ぐため
メッキパーツは外部の影響を受けやすく劣化しやすいです。具体的には以下の2項目が弱点となります。
白錆が付着しやすい…メッキは塩化カルシウムをはじめとした凍結防止剤などの影響をうけやすく、酸性雨や大気中汚染物質により酸化してウロコ状の白いシミや腐食が起こり、くもった感じ(白錆)になりやすい。
変色しやすい…水分に弱く、水垢や油膜が付着しやすいほか、日光に含まれる紫外線によって時間経過で黄ばみや変色を起こしやすい。
美観にこだわるにとっては、上記のような劣化がメッキパーツに起こる前にコーティング施工をしておくことが必要です。
交換に高額な費用がかかる
メッキモールの交換費用は、車種や交換する部位、作業工賃などによって異なりますが、部品代だけで数千円から、作業工賃を含めると10万円を超えることもあります。
例として、メルセデスベンツのGLCのリアバンパーロアとメッキモールの交換費用は、部品代金が57,700円、作業工賃が153,000円、合計で227,556円(税込)くらいかかるそうです。
あらかじめ購入時にコーティングを検討するのもよいでしょう。
| 項目 | メッキ交換 | メッキモールコーティング |
| 費用 | 約¥120,000~ | 約¥22,000~ |
| 耐久性 | 1年程度 | 3~4年程度 |
| 外観 | 美しい | 美しい |
メッキコーティングのおすすめな3つのケース
メッキコーティングがおすすめなケ-スは3つあります。
①欧州車に乗っている方
②新車の納車時2週間以内の方
③海沿いや雪の多い地域にお住まいの方
となります。順番にご説明します。
おすすめケース①
欧州車に乗っている方
日本に輸入されるメルセデスベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン等の欧州車に乗っている方におすすめです。
欧州車のメッキモールには、コーティング剤を施して腐食やサビを防ぐことで、綺麗な状態を維持することができます。
コーティング剤を使用することで、傷にも強くなり、錆びを防止することができます。
おすすめケース②
新車の納車時2週間以内の方
新車のうちに施工することで腐食やシミを防止でき、メッキモールが白濁するのを防ぐことができます。
撥水効果により汚れが付着しにくくなるので、メッキに水シミや白錆が付着し難くなうため、新車の状態を長く保ちやすくなります。
おすすめケース③
海沿い・雪の降る地域にお住まいの方
海沿いの地域で発生する潮風、雪が降った後の高速道路に撒かれる凍凍結防止剤や融雪剤(塩化カルシウム)には塩分が含まれており、メッキパーツに白錆を発生させやすくする塩害を誘発しやすくなります。
予めメッキパーツにコーティング施工をする事でパーツ劣化を防げるため、海沿い・雪の降る地域にお住まいの方におすすめだと言えます。
メッキ用コーティング剤の種類と選び方のポイント
メッキパーツは外的な影響で劣化しやすいため、保護効果を最大限に引き出すためには、メッキパーツに向いたコーティング剤を選ぶことが重要です。
以下では、選び方と種類について解説します。
メッキ用コーティング剤の種類
| 種類 | おすすめ | 特長 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| ワックス | × | 天然成分(カルナバなど)や合成成分を使用したコーティング剤 | 手軽に使える、光沢感が高い、低コスト | 耐久性が低い、頻繁な塗り直しが必要 |
| ポリマーコーティング | △ | 合成樹脂を使用したコーティング剤で、撥水性と耐久性が向上 | 耐久性が比較的高い、光沢と撥水効果が持続 | ガラス系に比べると耐候性が劣る |
| ガラス系コーティング | ◎ | シリカなどの無機成分を含むコーティング剤で、硬化するとガラス状になる | 長期間の耐久性、汚れの付着防止、高い撥水効果 | 施工コストが高い、施工に時間がかかる |
ワックス
ワックスを塗るときは、メッキ専用の液体ワックスを使うのがベターです。
手軽さが魅力だが、耐久性が低く、定期的なメンテナンスが必要です。
ワックスは値段が低めで、施工が行いやすい点が特長です。油によって被膜を作りメッキ部分を保護できるものの、耐久性は非常に弱く、1回の雨で流れ落ちることもあります。
また、研磨剤入りのワックスではメッキが白く曇ったり、キズつくリスクがあるため注意してください。
ポリマーコーティング
ワックスと比べると耐久性が高く、1〜3か月ほど効果が持続。
撥水性が強く、雨や汚れを弾く効果が期待できる。初心者でも扱いやすく、比較的リーズナブル。
ポリマーコーティングは樹脂系の成分が使用されているため、プラスチックのような被膜が作られ、キレイなツヤが出やすいという特長があります。
しかしこちらも効果の持続期間が短いため、定期的に施工が必要です。
ガラス系コーティング
ガラス系コーティングは高耐久性を誇り、1年程度効果が持続します。
施工をすることでメッキにツヤが出て、硬い被膜で覆われるため、高い撥水性と防汚性があり、メッキ部分を長期間保護します。汚れがつきにくく、洗車を行いやすくなる点は魅力だといえるでしょう。
メッキ用コーティングの選び方
メッキパーツの選び方のおすすめをまとめました。
撥水効果が高い
メッキパーツは水垢や汚れが目立ちやすいため、撥水効果があるコーティングがおすすめです。
撥水性が高いと、雨水や泥汚れが付きにくくなり水滴がすぐに流れることで、メッキパーツの水垢の発生を防げます。
紫外線耐性が高い(UVカット効果)
メッキパーツは紫外線の影響で変色や色あせが起こりやすいため、屋外駐車場が多い場合や、強い日差しの地域にお住まいの方には紫外線耐性が高いコーティングが特におすすめです。(UVカット効果)
ガラス系コーティングを選ぶ
ガラス系コーティングは酸性雨や紫外線にある程度の耐性を持つため、劣化しづらい特徴を持ちます。 耐熱性にも優れており長い持続期間を期待できるため、メッキパーツにコーティングを検討する方はガラス系コーティングを選びましょう
メッキパーツにはラッピングフィルムもおすすめ

▲メッキモールラッピングフィルム参考画像:メルセデスベンツ 左側が黒のフィルムを貼っている途中で、右側が未施工の色(銀色)
劣化してしまったモールの復活施工や新車の保護施工には、メッキモールプロテクションフィルムを使用する方法もあります。
メッキパーツは外部の影響を受けやすく、一度劣化してしまったメッキモールにコーティングをしても経年劣化で再度腐食してしまうため、完全に保護したい方にはメッキモールのラッピングフィルム施工がおすすめです。
メッキを保護する以外にも車のデザイン性をアップする効果もあります。
※上記の写真は左側が黒のフィルムを貼っている途中で、右側が未施工の色(銀色)になっています。
また、メッキモールフィルムは簡単に剥がすことが出来るため、売却時も困りません。
未施工時と比べてもフィルムが貼ってあるのが分からないほど自然なメッキ色を再現可能なほか、劣化しているメッキモールに対してもおすすめできます。
フィルムを貼る事により、下地のメッキを傷めることなくフィルムが劣化を防止します。
| ラッピングフィルム | 施工価格 |
| ドアモール上下セット | ¥88,000~ |
| ドアモール上or下 | ¥55,000~ |
| ルーフレール | ¥132,000~ |
※全て税込価格です。
メッキパーツに関するよくある質問

この章ではメッキパーツに関するよくある質問をまとめています。
Q. どんな車でも施工できますか?
A.輸入車や欧州車など、モールの素材がメッキの車にしか施工できません。
欧州車と違い、国産車などのステンレス素材はさびないため、メッキコーティングをする必要がありません。
Q. 劣化しているメッキモールの施工は可能?
A.メッキモールが著しく劣化している場合はできないことがあります。
白さびになっていたら磨いてもまたすぐ白さびが出てしまうため、新車のうちにコーティングがおすすめです。
10章:まとめ
なぜ車のメッキパーツにコーティングが必要なのか、お分かりいただけたでしょうか。
メッキモールは、お車に華やかさや上品さを添える重要なパーツです。
とはいえ、特に輸入車の場合は、メッキモールに採用されている素材ゆえに、白濁・腐食が起きやすい傾向にあります。
綺麗な状態を保つためには、メッキモールの状態が良いときに、出来るなら新車時に、コーティングやプロテクションフィルムを施工をしておく必要があります。
著者情報
この記事を書いた人
氏名:三宅佑典(みやけゆうすけ)
役職:通販販売担当
様々な商品をいち早くお客様のもとにお届け出来るように努めております。また、梱包時にも最新の注意を払いお客様のもとへ商品をお届けできるように努めて参ります。
私も車が大好きなので、今後はこんな商品があったらいいな!と自分で思うような商品をどんどん開発していきたいと思いますので宜しくお願いします。
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