近年では、DIY向けのガラスコーティング剤が数多く販売されており、自宅でも手軽に施工できるようになりました。施工しやすいリキッドタイプや耐久性を重視した完全硬化型のほか、撥水・親水・滑水など性能もさまざまです。愛車の使用環境や目的に合った商品を選ぶことで、美しい状態を維持しやすくなります。とはいえ、初めて施工する場合は「どの商品を選べばよいのか」「何を基準に比較すればよいのか」と迷う方も少なくありません。
この記事では、施工性や耐久性、コストパフォーマンス、口コミなどを総合的に比較し、おすすめのガラスコーティング剤をランキング形式で紹介します。選び方のポイントや失敗しやすい点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
【2026年版】ガラスコーティング剤ランキングTOP8

DIY向けのガラスコーティング剤は年々性能が向上しており、施工性や耐久性も進化しています。とはいえ、商品ごとに特徴が異なるため、どれを選べばよいのか迷う方も少なくありません。ここでは、施工性や耐久性、価格、口コミなどを総合的に比較した、おすすめのガラスコーティング剤をランキング形式で紹介します。これから購入する方はもちろん、今使っている商品を見直したい方も参考にしてみてください。
1位|SCHILD®Premium 超撥水リキッド(初心者・濃色車向け)

SCHILD®Premium 超撥水リキッドは、施工のしやすさと高い撥水性能を兼ね備えたガラス系コーティング剤です。DIY向けの商品は施工性を重視すると性能が控えめになりやすく、反対に性能を重視すると施工難易度が高くなる傾向があります。この製品は、その両方を高いレベルで両立していることが大きな魅力です。接触角100°以上の超撥水被膜を形成し、雨水が汚れを巻き込みながら流れ落ちやすくなるため、汚れが固着しにくく、美しいボディを維持しやすくなります。
施工は洗車後にマイクロファイバークロスへ塗布し、拭き上げるだけとシンプルです。ムラになりにくいよう改良されているため、初心者でも扱いやすく、既存のガラスコーティング車のメンテナンス剤としても使用できます。さらに、ボディだけでなくガラスや樹脂パーツ、ホイールにも施工できるため、1本で車全体を効率よくメンテナンスしたい方にもおすすめです。
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2位|SCHILD®Premium ウルトラガード(耐久性重視)

SCHILD®Premium ウルトラガードは、耐久性を最優先に設計された2液性の硬化型ガラスコーティング剤です。ベースコートとトップコートを重ねる2層構造を採用しており、深い艶と高い防汚性を長期間維持しやすいことが特徴です。酸性雨や花粉、黄砂、鳥の糞、融雪剤、紫外線など、塗装面にダメージを与えるさまざまな外的要因からボディを保護し、美しい状態を長く維持したい方に適しています。
施工はベースコートとトップコートを順番に塗布する本格的な仕様で、スプレータイプより時間はかかるものの、その分高い保護性能が期待できます。さらに、コーティング専門店が培ってきたノウハウをもとに開発されており、耐久性や防汚性を重視する方にも適した本格仕様のコーティング剤です。簡易コーティングでは満足できない方や、青空駐車・濃色車など過酷な環境で愛車を長く保護したい方におすすめします。
・SCHILD®Premium ウルトラガードの詳細はこちら
3位|CCウォーターゴールド(手軽さ重視)
CCウォーターゴールドは、施工の手軽さを重視する方に人気のガラス系コーティング剤です。洗車後の濡れたボディにも施工でき、スプレーして拭き上げるだけでコーティングが完了するため、初めてDIYに挑戦する方でも扱いやすい仕様となっています。
繰り返し施工することでコーティング被膜が重なり、艶や撥水性能の向上が期待できる点も特徴です。ボディだけでなく、ガラスや樹脂パーツ、ホイールなど幅広い箇所に使用できるため、1本で車全体をメンテナンスできます。本格的な硬化型コーティングには耐久性で及ばないものの、施工の手軽さと仕上がりのバランスに優れた商品です。
4位|ピカピカレイン プレミアム(DIY硬化型の定番)
ピカピカレイン プレミアムは、DIY向け硬化型ガラスコーティング剤の定番として人気の高い商品です。新素材「シロポリキサン」を採用し、高い撥水性能と深い艶を長期間維持しやすい点が特徴です。さらに、特殊シリコーンを配合することで防汚性や耐候性も向上しており、メーカー試験では従来品と比較して約6倍の紫外線耐久性を実現しています。
施工後はボディへ素早く定着し、約2時間で完全硬化するため、施工直後の雨による影響を受けにくい点も魅力です。一方で、硬化型のため施工には丁寧な下地処理と作業が求められます。DIYに慣れており、施工性よりも耐久性や艶を重視したい方におすすめのガラスコーティング剤です。
5位|ペルシード ドロップコーティング(施工性重視)
ペルシード ドロップコーティングは、施工のしやすさを重視する方に適した撥水性ガラスコーティング剤です。洗車後の濡れたボディにスプレーして拭き上げるだけで施工できるため、DIY初心者でも扱いやすい仕様となっています。
ガラス成分がクリア層へ浸透する浸透型コーティングを採用しており、透明感のある艶と高い撥水性を発揮します。ボディだけでなく、ウインドウやホイール、未塗装樹脂パーツ、メッキパーツにも使用できるため、1本で幅広い箇所をメンテナンスできる点も魅力です。手軽に施工しながら艶や撥水効果を維持したい方におすすめのガラスコーティング剤です。
6位|AZ アクアシャイン(コスパ重視)
AZ アクアシャインは、価格を抑えながらガラス系コーティングを試したい方におすすめの商品です。洗車後の濡れたボディへスプレーして拭き上げるだけで施工できるため、手軽に艶や撥水効果を得られます。繰り返し施工することでコーティング被膜が厚くなり、より深みのある光沢を目指せる点も特徴です。
ボディだけでなく、ホイールやヘッドライト、ダッシュボードなど幅広い箇所に使用できるため、コストパフォーマンスにも優れています。まずは手頃な価格でガラス系コーティングを試してみたい方に適した1本です。
7位|ファインクリスタル(定番人気)
ファインクリスタルは、長年支持されている定番のガラス系コーティング剤です。洗車後の濡れたボディへスプレーして塗り広げ、水で軽く流して拭き上げるだけと施工が簡単で、ムラになりにくいよう設計されています。
ガラス系コート剤を主成分としており、紫外線や酸性雨、鳥の糞、樹液などからボディを保護しながら、艶のある仕上がりを実現します。メーカー直販によるコストパフォーマンスの高さも魅力で、洗車のたびに気軽に施工したい方にも適しています。世界35か国・約800店舗で採用されている実績もあり、安心感を重視して選びたい方におすすめの1本です。
8位|イージーグラスコート(大容量タイプ)
イージーグラスコートは、大容量タイプでコストを抑えながら継続的に使いたい方に適したガラスコーティング剤です。少量でも広範囲に伸びるため作業効率がよく、塗装面だけでなく、ガラスやメッキ、ホイール、未塗装樹脂パーツなど幅広い箇所に施工できます。繰り返し使用することでコーティング被膜が重なり、艶や撥水性能の維持につながる点も特徴です。
さらに、完全硬化型ガラスコーティングのメンテナンス剤としても使用でき、トップコートとして保護性能を補いたい場合にも活躍します。施工が簡単で容量も多いため、複数台の車を所有している方や、定期的にメンテナンスしたい方におすすめです。
関連記事:【2026】プロ厳選の車用コーティング剤13選!選び方と使い方のコツ
ガラスコーティング剤ランキングの選定基準

ランキングでは各商品の特徴を紹介しましたが、「どのような基準で比較したのか」を知っておくと、より自分に合う商品を選びやすくなります。ガラスコーティング剤は、耐久性や撥水性能だけでなく、施工のしやすさやコスト、駐車環境との相性まで見て判断することが大切です。ここでは、今回のランキングで重視した選定基準を解説します。
耐久性を比較するポイント
ガラスコーティング剤の耐久性は、配合されているガラス成分やシリコーンレジンなどの成分、硬化型かリキッドタイプかによって、実際の耐久性には差が生じます。一般的に、2液性の硬化型は強固な被膜を形成しやすく、長期間効果が持続する傾向です。
加えて、ガラス成分の配合量や濃度が高い製品ほど被膜を形成しやすく、耐久性に優れる傾向があります。メーカーが公表する耐久年数だけでなく、どのような成分や構造で耐久性を高めているのかまで確認すると、商品の違いを比較しやすくなります。
撥水・滑水・親水の違い
ガラスコーティング剤は、大きく「撥水」「滑水」「親水」の3種類に分けられます。撥水は水滴が丸く弾くため施工後の見た目がよく、洗車後の満足感も得やすいタイプです。滑水は水滴が流れやすく、汚れや雨ジミを軽減しやすい特徴があります。親水は水が膜状に広がることでイオンデポジットが発生しにくく、青空駐車との相性も良好です。どれが優れているというものではなく、駐車環境や求める仕上がりに合わせて選ぶことが重要です。
施工のしやすさと必要な下地処理
施工性は、DIYで失敗しないために重視したいポイントです。リキッドタイプの多くは洗車後の濡れたボディにも施工でき、拭き上げるだけで仕上がるため初心者でも扱いやすくなっています。一方、硬化型ガラスコーティングは高い耐久性を得られる反面、塗装面に汚れや水シミ、油分が残っていると性能を十分に発揮できません。必要に応じて鉄粉除去や脱脂などの下地処理を行うことで、本来の性能を引き出しやすくなります。
コストパフォーマンスを比較するポイント
コストパフォーマンスを比較する際は、商品の価格だけで判断しないことが大切です。容量や普通車何台分施工できるか、1回あたりの施工コストまで確認すると、本当のお得さが見えてきます。さらに、耐久性が高い商品は再施工の回数が少なく済むため、年間にかかるコーティング剤の費用を抑えられる場合もあります。購入価格ではなく、1年間使用した場合の総コストで比較することが重要です。
駐車環境との相性を確認する
ガラスコーティング剤は、駐車環境や施工場所との相性も重要です。硬化型は高い保護性能を得られる反面、施工中に雨や直射日光の影響を受けにくい環境が望ましく、屋内や屋根付きスペースでの作業に向いています。
対して、スプレータイプやリキッドタイプは施工時間が短く、洗車場で洗車後にそのまま施工しやすい点が魅力です。性能だけで選ぶのではなく、自分が普段どのような環境で施工するのかも考慮すると、満足度の高い商品を選びやすくなります。
関連記事:ガラスコーティング剤の正しい選び方をプロが徹底解説
人気ガラスコーティング剤の比較ポイント

ランキングは商品選びの参考になりますが、最終的には自分が重視したいポイントで比較することが大切です。とはいえ、「何を比較すれば違いが分かるのか」「どこを見れば自分に合った商品を選べるのか」と迷う方も少なくありません。ここでは、ガラスコーティング剤を比較する際に確認しておきたいポイントを分かりやすく解説します。
内容量・施工回数・価格帯を比較する
価格を比較する際は、本体価格だけで判断しないことが大切です。同じ価格帯でも容量や施工可能回数には差があり、1本で施工できる台数が多い商品ほどコストを抑えやすくなります。さらに、ボディだけでなく樹脂パーツやホイールにも使える商品であれば、専用コーティング剤を追加で購入する必要がありません。
反対に、硬化型は下地処理剤や脱脂剤などが必要になりやすい傾向です。初期費用だけでなく、必要な用品を含めた総額で比較すると、本当のコストパフォーマンスが見えてきます。
耐久年数とメンテナンス性を比較する
耐久年数は、駐車環境や洗車頻度によって変わります。まずはメーカーが公表している耐久期間を目安に比較するとよいでしょう。加えて、効果が落ちた後のメンテナンス方法も確認しておきたいポイントです。硬化型は古い被膜を除去して再施工するケースが多い反面、リキッドタイプは洗車後に重ね塗りするだけでメンテナンスできる商品がほとんどです。長く使い続けることを考えるなら、施工後の手間まで含めて比較しておくことをおすすめします。
艶感・撥水性能・汚れにくさを比較する
仕上がりの印象は、コーティング剤によって大きく異なります。ガラスコーティングは透明感のあるシャープな艶が特徴で、なかには艶を高める成分を配合した商品もあります。対して、ワックスやポリマー系は深みのある濡れたような艶を得やすい点が魅力です。ただし、撥水・滑水・親水にはそれぞれ特徴があり、どれが優れているというものではありません。防汚性を重視するなら撥水、雨ジミを抑えたいなら親水、バランスを求めるなら滑水など、自分が重視するポイントに合わせて選びましょう。
ボディ・窓ガラス・樹脂パーツへの対応範囲を比較する
ガラスコーティング剤の多くはボディ専用ですが、リキッドタイプを中心に、窓ガラスやホイール、未塗装樹脂パーツまで施工できる商品もあります。対応範囲が広ければ、塗り分けを気にせず作業できるうえ、複数のコーティング剤を使い分ける必要もありません。SUVやミニバンなど樹脂パーツが多い車種では、こうした対応範囲も確認しておくと、メンテナンスの手間やコストを抑えやすくなります。
ガラスコーティング剤選びで失敗しやすいポイント

ガラスコーティング剤に「誰にでも最適な商品」はありません。評価が高い商品でも、重視する性能や使用環境が合わなければ満足できないこともあります。ここでは、商品選びで失敗しやすいポイントを紹介します。
「最強」「9H硬度」だけで選ばない
「最強」や「9H硬度」といった言葉だけで商品を選ぶのはおすすめできません。鉛筆硬度9Hは被膜の傷付きにくさを示す指標の一つですが、近年の高性能なガラスコーティング剤では珍しい数値ではないため、比較項目というよりは前提として捉えておきましょう。
また、「最強」という表現も、耐久性なのか撥水性なのか、あるいは艶なのかによって意味が異なります。硬度やキャッチコピーだけでなく、耐久性や施工性、防汚性など、自分が重視したい性能まで確認することが大切です。
耐久年数だけで選ばない
耐久年数は比較しやすい項目ですが、その数字だけで判断するのは避けましょう。実際の持続期間は、青空駐車か屋内保管か、洗車頻度や走行距離などによって大きく変わります。また、耐久年数が長い商品ほど施工難易度が高くなる場合もあります。長期間持続することだけを重視するのではなく、自分が無理なくメンテナンスを続けられるかまで含めて選ぶことが重要です。
SNSや口コミだけで判断しない
SNSの動画や口コミは参考になりますが、そのまま鵜呑みにするのはおすすめできません。動画は撮影方法や編集によって撥水性能や艶が実際以上によく見える場合があります。同様に、口コミも施工した人の技術や下地処理の状態、駐車環境によって評価が変わるため、自分にも同じ結果になるとは限りません。実際の使用感を知る材料の一つとして活用しつつ、施工方法や成分、対応範囲などの客観的な情報もあわせて確認しましょう。
駐車環境を考慮していない
ガラスコーティング剤は、普段の駐車環境に合わせて選ぶことも大切です。屋内保管や屋根付き駐車であれば汚れや紫外線の影響を受けにくいため、極端に耐久性だけを重視する必要はありません。対して、青空駐車では紫外線や酸性雨、花粉などによるダメージを受けやすいため、耐久性や防汚性を重視した商品が適しています。さらに、洗車やメンテナンスの頻度も増えやすいことから、施工しやすさや再施工のしやすさまで考慮すると、長く満足して使い続けやすくなります。
駐車環境別おすすめのガラスコーティング剤

ガラスコーティング剤は、駐車環境や洗車頻度によって適した種類が異なります。同じ商品でも使用環境によって満足度は変わるため、性能だけで選ぶのではなく、自分のカーライフに合ったものを選ぶことが大切です。ここでは、駐車環境や使用状況ごとにおすすめのガラスコーティング剤を紹介します。
青空駐車におすすめの商品
青空駐車では、紫外線や酸性雨、花粉、黄砂などの影響を受けやすく、雨上がりには水滴が乾いてシミが発生しやすい環境です。よって、細かな水滴が残りにくい親水系コーティングや、耐候性・防汚性に優れた商品を選ぶとメンテナンスしやすくなります。
今回紹介した商品のなかでは「SCHILD®Premium 親水ガラスコーティング剤」は水を膜状に広げることでウォータースポットを抑えやすく、青空駐車との相性に優れています。他では「ファインクリスタル」も紫外線や酸性雨などから塗装を保護する性能に定評があり、定期的なメンテナンスを前提とする方におすすめです。ただし、こまめに洗車できるのであれば、撥水系や艶を重視した商品を選んでも問題ありません。
屋根付き駐車におすすめの商品
屋根付き駐車は、紫外線や雨によるダメージを受けにくく、コーティング本来の性能を維持しやすい環境です。そのため、耐久性や艶を重視した商品を選ぶと、長期間きれいな状態を保ちやすくなります。今回紹介した商品のなかでは、「SCHILD®Premium ウルトラガード」は2液性硬化型による高い耐久性と防汚性が魅力です。
また、「ピカピカレイン プレミアム」も硬化型ならではの保護性能を備えており、施工後の美しい艶を長く楽しめます。屋根付きでも砂ぼこりや花粉は付着するため定期的な洗車は必要ですが、施工環境を確保しやすいことから、硬化型コーティングを検討している方にも適しています。
濃色車におすすめの商品
黒や濃紺などの濃色車は、コーティングによる艶や光沢の変化を実感しやすい一方で、洗車キズや拭きムラ、水シミも目立ちやすい傾向があります。そのため、防汚性だけでなく施工しやすさも重視したいポイントです。今回紹介した商品のなかでは「SCHILD®Premium 超撥水リキッド」はムラになりにくく、高い撥水性能と透明感のある艶を両立しているため、濃色車との相性に優れています。
他には、「CCウォーターゴールド」も手軽に施工でき、繰り返し施工することで艶を維持しやすい商品です。なお、水シミが気になる方は、親水系コーティングもあわせて検討するとよいでしょう。
洗車頻度が少ない人におすすめの商品
洗車の回数が少ない場合は、汚れが長期間残りやすく、水滴が乾いてシミになるリスクも高まります。よって、細かな水滴が残りにくい親水系や滑水系のコーティング剤がおすすめです。また、高耐久な商品を一度施工するよりも、洗車のタイミングで手軽に再施工できる商品の方が、結果としてきれいな状態を維持しやすいケースもあります。
具体的には、「SCHILD® 親水リキッド」と「SCHILD® 滑水リキッド」は洗車後に施工しやすく、定期的なメンテナンスに適しています。さらに「ペルシード ドロップコーティング」も濡れたボディへ施工できるため、洗車のついでにコーティングを済ませたい方におすすめです。
ガラスコーティング剤をDIY施工する手順

DIY向けのガラスコーティング剤は、専門店向けの商品と比べて施工性を重視したものが多く、説明書どおりに作業すれば特別な知識や技術がなくても施工できます。ただし、よりきれいに仕上げたり、本来の性能を引き出したりするには、押さえておきたいポイントもあります。ここでは、基本的な施工手順と失敗を防ぐためのコツを解説します。
洗車・脱脂・塗布・拭き上げの基本手順
DIYでガラスコーティングを施工する際は、「洗車」「下地処理」「コーティング施工」の順番で進めることが基本です。まずはカーシャンプーで砂やホコリを落とす前に、ボディ全体へ上から下の順で勢いよく水をかけ、表面の汚れをしっかり洗い流しましょう。
そのままスポンジで洗うと、砂や小石を引きずって洗車キズの原因になるためです。続いてカーシャンプーで洗車を行い、必要に応じて鉄粉や水シミ、油分を除去します。下地が整っていないとコーティングの密着性が低下し、本来の性能を発揮しにくくなります。
その後は、商品ごとの施工方法に従って塗布し、指定時間内に拭き上げましょう。硬化型は乾いたボディへの施工が基本ですが、リキッドタイプには濡れたまま施工できる商品もあります。施工方法は製品によって異なるため、必ず説明書を確認してから作業を進めることが大切です。
施工で失敗しやすいポイントと対策
DIY施工で最も多い失敗は、下地処理不足や施工環境が適していないことによるムラや定着不良です。炎天下やボディが高温になった状態ではコーティング剤が乾きやすく、拭きムラが発生しやすくなります。そのため、直射日光を避けた場所で施工し、1パネルごとに塗布と拭き上げを行うことが重要です。
あわせて、コーティング剤を節約しようと必要以上に少量で施工すると、被膜を均一に形成できない場合があります。施工後は製品ごとに指定された乾燥時間を守り、完全硬化までは雨や洗車を避けることで、耐久性や撥水性能を維持しやすくなります。詳細は下記記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:DIYガラスコーティングの施工手順(完全版)をプロが徹底解説
ガラスコーティング剤ランキングに関するよくある質問

おすすめのガラスコーティング剤をランキング形式で紹介してきましたが、実際に商品を選ぶとなると、まだ疑問が残る方もいるのではないでしょうか。ここでは、ガラスコーティング剤を購入する前によくある質問について分かりやすく回答します。
ガラスコーティング剤で一番長持ちするのはどれですか?
耐久性だけを重視するのであれば、完全硬化型のガラスコーティング剤がおすすめです。硬化後に強固な被膜を形成するため、リキッドタイプと比べて長期間効果が持続しやすい傾向があります。ただし、同じ商品でも耐久性は施工方法によって大きく変わります。鉄粉や油分をしっかり除去して施工した場合と、洗車だけで施工した場合では被膜の密着性が異なるためです。さらに、施工後の洗車やメンテナンス頻度も耐久性を左右する重要なポイントになります。
初心者でも施工しやすいガラスコーティング剤はどれですか?
市販されているDIY向けのガラスコーティング剤は施工性を重視している商品が多いため、説明書どおりに施工すれば初心者でも扱えます。そのなかでも特に施工しやすいのは、スプレーして拭き上げるだけのリキッドタイプです。ボディだけでなく樹脂パーツやホイールなどにも使用できる商品であれば、施工箇所を細かく気にする必要もありません。その一方で、完全硬化型は耐久性に優れる反面、一度硬化すると修正が難しいため、初めて施工する方は慎重に作業を進めましょう。
ガラスコーティング剤とガラス系コーティング剤の違いは何ですか?
ガラスコーティング剤は、ガラス成分を主成分として強固な被膜を形成するタイプです。これに対してガラス系コーティング剤は、ガラス成分にシリコーンや樹脂などを組み合わせることで、施工性や艶、撥水性能とのバランスを高めた商品を指すことが一般的です。
そのため、ガラスコーティング剤の方が耐久性に優れる傾向がありますが、施工難易度も高くなります。一方、ガラス系コーティング剤は手軽に施工できる商品が多く、DIYでは主流となっています。ただし、メーカーによって名称の使い方は異なり、両者を明確に区別していない商品も少なくありません。
関連記事:「ガラスコーティング」と「ガラス系コーティング」は別物?特徴・性能・価格を比較!
市販品と専門店施工のガラスコーティングは何が違いますか?
市販品と専門店施工では、使用するコーティング剤の設計が異なります。専門店で扱うガラスコーティング剤は、耐久性や艶を重視した高濃度タイプが多く、研磨や脱脂などの下地処理を徹底した塗装面への施工を前提としています。
一方、市販品はDIYでも扱いやすいよう、施工性や失敗しにくさを重視して設計されている商品が中心です。高性能なプロ仕様のコーティング剤を購入しても、下地処理や施工環境が整っていなければ、専門店と同じ耐久性や仕上がりを再現するのは難しいと言えます。
青空駐車と屋根付き駐車では選ぶべきコーティング剤は変わりますか?
駐車環境によって適したコーティング剤は異なります。青空駐車は紫外線や酸性雨、花粉などの影響を受けやすいため、防汚性や耐候性、親水・滑水性能を重視した商品が向いています。一方、屋根付き駐車は汚れやダメージが比較的少ないため、艶や耐久性を重視した商品も選びやすくなります。
ただし、どちらの環境にも絶対的な正解はありません。駐車環境を踏まえたうえで、自分が重視したい性能や仕上がりに合わせて選ぶことが大切です。
ガラスコーティング剤はどのくらい持続しますか?
持続期間は商品によって異なりますが、リキッドタイプは3〜6か月程度、完全硬化型は1〜2年程度を目安としている商品が多く見られます。ただし、これはメーカーが想定する条件での目安です。
施工後に何もしなくてもその期間効果が続くという意味ではありません。定期的な洗車や適切なメンテナンスを行うことで、本来の性能を維持しやすくなります。お手入れ次第では、リキッドタイプでも十分きれいな状態を保つことが可能です。
新車でもガラスコーティング剤を塗り込む際の下地処理は必要ですか?
新車でも、最低限の洗車は行ってから施工することをおすすめします。輸送中に付着した汚れや鉄粉が残っている場合があり、そのまま施工すると被膜が十分に密着しない可能性があるためです。展示車や在庫期間が長かった車では、水シミや細かな洗車キズが付いているケースもあります。
状態によっては鉄粉除去や研磨が必要になることもありますが、無理に磨く必要はありません。新車であれば丁寧な洗車だけでも十分きれいに仕上がる場合が多く、中古車は状態に応じた下地処理を行うことをおすすめします。
監修者
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
本サイトは、カーコーティング専門店「株式会社カービューティーアイアイシー」が運営し、長年現場で施工に携わってきた舊役哲史(きゅうやく てつし)が監修しています。2016年にガラスコーティング剤・洗車用品の専門通販サイトとしてスタートし、「自分で施工できる高品質なコーティング剤が欲しい」というお客様の声をもとに誕生しました。プロの施工現場で培った知識と経験を活かし、初心者でも扱いやすく、かつプロ品質の製品を提供しています。現在では多くのユーザーやコーティング業者にも支持され、高評価レビューを獲得しています。「本当に効果のある製品だけを届ける」ことを信念に、製品開発・選定・情報発信を行っています。
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