「愛車をいつまでも新車のように保ちたい」と考えたとき、真っ先に候補に挙がるのがガラスコーティングです。
しかし、いざ調べてみると「カーワックスと何が違うのか?」「高い費用に見合う効果はあるのか?」といった疑問や、施工後の「水シミ」などの欠点を不安に感じる方も少なくありません。
本記事では、令和7年現在の最新情報をもとに、ガラスコーティングの基本的な仕組みから、専門店だからこそ言える「メリット・デメリット」、さらには後悔しないための費用相場やお手入れ方法、施工できる場所、そしてガラスコーティングのよくある質問も含め、プロの視点で解説します。
ガラスコーティングについて気になっている方は是非参考にしてください。
1章 ガラスコーティングとは

ガラスコーティングとは、車の塗装面に硬度の高い透明な保護被膜を形成することで、小傷や酸性雨、熱や紫外線といった外的要因による劣化を抑制し、洗車時の汚れ落ちを向上させ愛車を長く奇麗に保たせる為の技術です。
液剤に含まれるシリカ(SiO₂)などの無機ガラス成分を主成分とし、施工後に完全硬化するため、耐久性に優れ、効果が数年単位で持続します。
また、近年のガラスコーティングは、塗装を強固に守る「ベースコート」の上に、水シミの固着を防ぎ撥水性を高める「トップコート」を重ねた2層構造が主流となっています。
役割の異なる被膜を組み合わせることで、単層では成し得なかった圧倒的な保護能力と美観の両立を実現しています。
| 2層構造の役割 ベースコート= 塗装面の保護 トップコート= 防汚・撥水効果の付与 |
2章 ガラスコーティングのメリット・デメリット
ガラスコーティングは、愛車の美観維持においてはメリットですが、施工前に注意すべきデメリットも存在します。
ガラスコーティング施工を検討の際には、下記を参考にしてください。
ガラスコーティングのメリット
ガラスコーティングのメリットは、大幅な洗車の時短、防汚効果が数年持続、光沢・ツヤ感が長期間維持出来る3点です。
大幅な洗車の時短になる
大幅な洗車の時短になる事がガラスコーティングの1つ目のメリットです。
ガラス質の被膜が汚れの固着を防ぎ、優れた撥水効果で水滴とともに汚れを洗い流すため、ガラスコーティング未施工車と比較して最大で50%以上の大幅な洗車の時短が可能です。
防汚効果が数年持続する
2つ目のガラスコーティングのメリットとして、施工すると防汚効果(汚れを弾く力)が数年持続する点です。
耐熱性が高いため、太陽光や紫外線による劣化がほとんど起こらず、数年経っても硬く平滑な表面を保ち続けるため、汚れが固着しにくい状態が長続きします。
3〜5年の防汚効果を期待出来、環境によってはそれ以上持続します。
光沢が長期間維持出来る
車の光沢が長期間維持出来る事が3つ目のガラスコーティングのメリットです。
光沢が失われる主な原因は、紫外線による塗装の「色あせ」や、洗車時の「細かな擦り傷」となります。
透明度の高いガラス被膜が塗装本来の発色を引き立て、紫外線や傷による「くすみ・白ボケ」を軽減するため、長期間にわたり美しい光沢を維持すること出来ます。
ガラスコーティングのデメリット
ガラスコーティングのデメリットは、初期費用が高額、DIY施工が困難、完全なお手入れ不要ではないの3つです。
初期費用が高額
ガラスコーティングのデメリットの1つ目は初期費用が高額な点です。濃度が高い液剤を扱うため、ガラスコーティング本来の高い効能を得るには適切な下地処理を含む専門技術と、密閉された空間環境が不可欠です。
ワックスや市販のポリマーコーティングが数千円〜3万円程度で売られているのに比べ、ガラスコーティングは5万円〜15万円前後と依頼時に発生する初期費用は高額となります。
DIY施工が困難
2つ目のデメリットは、DIY施工が困難な点です。
ガラスコーティングは液剤濃度が高く、硬化速度が速いため、ムラなく仕上げるには熟練の技術を要します。
また、完全硬化まで数日間は雨や夜露を完全に遮断する「密閉された専用ブース」が必要です。
車を保管できない屋外やガレージのない環境でのDIY施工は、ガラスコーティング本来の効果性が不十分になる可能性が高いため、確実な仕上がりや効果を求めるのであればプロへ依頼しましょう。
完全なお手入れ不要ではない
3つ目のガラスコーティングのデメリットは完全なお手入れ不要ではない点です。
強固なガラス被膜を形成しますが、表面に砂埃や排気ガスが積もると、本来の光沢や撥水効果は発揮されず、特に水滴を放置して発生する水垢(イオンデポジット)は、焼きつくと一体化してしまい、洗車だけでは落とせなくなります。
被膜の上に汚れを放置すればガラスコーティング本来の効果が損なわれるため、性能を維持するには定期的な洗車が不可欠です。
簡単にご説明させていただきましたが、より詳しくはガラスコーティング6つのメリット、4つのデメリットをプロが暴露を専門家が解説の記事をご参照ください。
参考動画:ガラスコーティングは「しない方がいい」って本当?プロが語るデメリットと、よくある失敗と後悔。
3章 コーティングの種類
現在主流となっているコーティングには、大きく分けて「ワックス」、「ポリマー」、「ガラス」、「セラミック」の4種類です。
それぞれ保護能力や光沢・艶の質、そして持続期間にも大きな差があります。
コーティングの種類の比較表
| コーティングの種類 | 保護能力 | 光沢 (反射の強さ) |
艶の質 (濡れ感) |
持続時間 |
| カーワックス | × | △ | ★ | 2週間~1ヶ月 |
| ポリマーコーティング | △ | ○ | △ | 3ヶ月~6ヶ月 |
| ガラスコーティング | ○ | ◎ | ○ | 3年~5年 |
| セラミックコーティング | ◎ | ◎ | ◎ | 5年以上 |
カーワックス
カーワックスは天然のカルナバ蝋や合成油脂を主成分とし、塗装面に油膜をのせることで、濡れたような独特の艶を与えます。
安価で誰でも手軽に施工できる反面、耐熱性が低く汚れを吸着しやすい(油汚れになりやすい)点があります。
雨や洗車で流れやすいため、持続性は2週間〜1ヶ月程度となり、頻繁な塗り直しが必要です。
ポリマーコーティング
ポリマーコーティングはフッ素やシリコンなどの合成樹脂をベースとします。
カーワックスよりも密着性が高く、施工時間が短く費用も手頃ですが、紫外線や熱による劣化を受けやすく、定期的な塗り直しが必要となります。
持続性は一般的に3ヶ月〜6ヶ月程度。ワックスよりは長持ちしますが、ガラスコーティングほどの強固さはありません。
ガラスコーティング
ガラスコーティングはシリカ(SiO₂)などの無機成分が酸化重合し、塗装面に硬い無機質のガラス被膜を形成します。
圧倒的な硬度と透明感のあるツヤが得られ、熱や紫外線、酸性雨といった塗装を劣化させる外的要因から保護します。
施工には高度な下地処理と専門環境を要しますが、持続性は3年〜5年と極めて長く、一度の施工で長期間の美観維持が可能です。
セラミックコーティング
現存するコーティングの中で最高の性能を誇るセラミックコーティングは、金属や窒素などを組み合わせた高密度な被膜により、ガラスコーティングを上回る世界最高水準の保護性能を誇ります。
施工難易度と費用はガラスコーティングよりも高額となりますが、持続性は5年以上と最長クラスであり、究極の輝きと保護を求める車両に最適です。
コーティングの種類については車のコーティングの種類,費用,業者,長持ちさせる方法をプロが解説に詳しく執筆しておりますので、ご興味ある方はご参照ください。
ガラスコーティングの膜厚や撥水性能の種類(親水・撥水・滑水)
コーティングの効果や持続性に大きく影響するのが「膜厚」です。硬さだけでなく、被膜が厚いほど各効果の寿命が長くなりやすく、深みのある艶が生まれます。
各コーティングの一般的な膜厚
| カーワックス:10μ前後 ポリマーコーティング:0.3μ前後 ガラスコーティング:0.3μ前後 セラミックコーティング1~12μ前後 |
ワックスに関しては、膜が厚いものの、前述した通り被膜が非常に弱く紫外線などのダメージを受けやすいため、効果が高いというわけではありません。
そして、現在主流であるガラスコーティングですが、実は1ミクロンにも満たないほどの膜厚です。
ただし、ガラス繊維で強固な被膜を形成させるため、耐久性に優れています。また、近年では、塗装にガラス繊維が浸透するものや、重ね塗りが可能な商品もでてきており、1ミクロン以上の被膜を形成するガラスコーティングも出てきています。
コーティングの撥水性能の種類
| 撥水系:水を最も強く弾くタイプで、少量の水で汚れを洗い流せる「セルフクリーニング力」に優れている一方で、細かい水玉ができやすく、放置するとシミができやすい。 親水系:水がまとまって引いていくタイプの撥水性能で「セルフクリーニング力」は低めであるものの、水玉ができにくくシミを防ぎやすい。 滑水系(疎水系):撥水と水の弾き方が似ているものの、ボディに水玉が残りにくく、撥水と親水の両方の良さを取り入れたような性能。 |
駐車環境やお手入れ頻度にもよるため、一概には言えないものの、撥水系は白やシルバーといった淡色車、親水系は黒や青といった濃色車に最適と言われています。あくまでも一般論であるため、施工の際には専門店のスタッフに相談することをおすすめします。
水弾きに関しては車のコーティングって親水,撥水,滑水があるけど。どれが一番よい?をご参照ください
4章 専門店がおすすめするガラスコーティング剤3選
当店では、プロが厳選したコーティング剤やお手入れ用品を、通販で販売しています。
業務用としてプロが使うレベルの高品質な商品ばかりですので、自分でコーティングする人はぜひ参考にしてみてください。
SCHILD®Premiumウルトラガード

シルト・プレミアムウルトラガードは、シルトシリーズ史上トップレベルの深い光沢と圧倒的な耐久性を誇るコーティング剤です。
ベースコートとトップコートにより、厚みのある被膜を形成させるため、他のコーティング剤と比べても深みのある光沢が生まれます。
融雪剤といった耐薬品性能や耐紫外線性能にも優れており、保護効果の持続性も高いガラスコーティング剤です。
| 【施工手順】 1下地処理、洗車 2ベースコートの塗り込みと拭き取り 3トップコートの塗り込みと拭き取り |
施工性も決して難しくはなく、取り扱い説明書付きですので安心です。
SCHILD®Premium超撥水プレミアムガラスコーティング&超撥水リキッドセット

プレミアムガラスコーティング剤25ml超撥水タイプリキッドセット
シルト・プレミアム超撥水プレミアムガラスコーティングは、超撥水型のガラスコーティング剤で、シリーズトップレベルの品質を誇ります。
超撥水で水を強く弾くため、日頃のお手入れが非常に楽であり、雨水で汚れが流れ落ちるため常にきれいな状態を保ちやすい商品です。
強固な被膜で酸性雨や融雪剤によるダメージも防止します。
また、セットで付いてくる撥水リキッドをお手入れの際に使用することで、効果をより長期間にわたり実感できる商品です。
| 【施工手順】 1下地処理、洗車 2コーティング剤の塗り込みと拭き取り |
-
超撥水リキッドに関しては、マイクロファイバークロス(別売り)に2~3プッシュほど吹き掛けた上でボディに塗り込んでいきます。
ホイールやガラス、樹脂パネルにも施工可能です。塗り込み作業はワンパネルずつ行い、濃色車でムラが気になる場合は、マイクロファイバークロスを固絞りすることで施工しやすくなります。
SCHILD®滑水ガラスコーティング

シルト・滑水ガラスコーティング剤は、2液タイプの硬化型ガラスコーティングです。
プロ仕様コーティング剤を、一般の方でも施工しやすいように改良されており、施工経験のない方でも安心です。みずみずしい光沢が特徴であり、非常に強固な被膜を形成するため、防汚性能や耐擦り性能にも優れています。
撥水性能が滑水性であるため、水を強く弾きつつ水滴が塗装面に馴染みやすい特徴があり、シミの発生も防ぎやすい特徴があります。【施工手順】
1 下地処理、洗車
2 2液を混ぜてコーティング剤を1パネルずつ塗っていく
3 塗布後、余剰分を拭き取る他のコーティングと同様に、炎天下で施工したり全パネルを一気に塗ってしまったりすると、余剰分が固まりムラになるため、1パネルずつ作業してください。
4章 ガラスコーティングを施工できる場所

ガラスコーティングは様々な場所で施工依頼することが可能です。
ご自身の需要に合った依頼先を選ぶために下記、それぞれのメリットをご参考にしてください。
カーディーラー
カーディーラーでは新車購入時に納車前施工を済ませられるため、手間がかからない点が最大のメリットです。
多くの場合、窓口業務をディーラーが行い、実際の施工は外部業者が担当するケースが一般的です。納車後の移動の手間を省き、購入費用とまとめてローンに組み込みたい方に適しています。
参考記事:ディーラーコーティングの実態と専門店コーティングの差は歴然
量販店
イエローハットやオートバックスなどの量販店は、カー用品のお買い物ついでに気軽に相談できます。
ポリマー系を主流とし、比較的短時間で施工できるメニューが充実しており、コストを抑えつつ初めてコーティングを検討される方でも依頼しやすいのがメリットです。
ガソリンスタンド
最寄りのガソリンスタンドで給油や洗車のついでに依頼ができるため、圧倒的な「立ち寄りやすさ」が最大のメリットです。
数時間〜1日以内という短時間かつ低コストでの施工メニューが中心で、割引特典などを利用して手軽に綺麗にしたい方に適しています。
参考記事:ガソリンスタンドのガラスコーティングって大丈夫?費用対効果とは?
ガラスコーティング専門店
ガラスコーティング専門店は専門知識を持つスタッフによる定期的なコーティングメンテナンスが充実している点が最大のメリットです。
蓄積したダメージを専用のケミカルや研磨技術でリセットするため、コーティング本来の性能を数年間にわたって維持できます。
万が一のトラブルや洗車で落ちない汚れにも即座に対応してもらえるため、愛車の「綺麗」を最も長く、確実に見守り続けたい方に最適です。
近隣のコーティング専門店でご検討の中の方は、コーティング専門店おすすめ9選と信頼できるショップ7つの見極め方をご参照ください。
ガラスコーティングはDIYでも施工可能
市販のDIYキットを使用すれば、業者に依頼するよりも大幅にコストを抑えて施工できるのがメリットです。
最近では初心者でもムラになりにくい高品質な液剤が増えており、自分の手で愛車を仕上げる達成感も味わえます。
詳しいDIY施工に関しては、DIYのガラスコーティング施工方法とその具体的な手順をご参照ください。
5章 専門店のガラスコーティングとDIY施工の違いについて
ガラスコーティングを自分で施工する方法について解説してきましたが「自分で施工できるのならわざわざ高いお金を出してお店に頼む必要はないのでは?」と感じる人もいるでしょう。しかしながら、コーティングの効果や持続性、圧倒的な仕上がりを実感したいのであれば絶対に専門店の方がおすすめです。
なぜガラスコーティング剤の品質に大きな違いがないのに、大きな差が生まれるのか専門店での施工について詳しく解説していきます。
下地処理の徹底で効果の高さや仕上がりが全く異なる
下地処理とは、コーティング剤を塗る前にボディを整える作業であり、鉄粉除去やキズやシミの磨き作業が該当します。
下地処理を徹底するかどうかで、仕上がりに圧倒的な差が生まれます。
極端な例えにはなりますが、簡単な下地処理の後に最高級のコーティングを塗った車と、下地処理を徹底して行ったコーティングを塗る前の車で見た目を比較した場合、美しいのは絶対に後者です。
施工店によって仕上がりに差が出るのは、扱うコーティング剤の品質よりも下地処理のレベルが関係しています。
コーティング専門店は、経験豊富なプロが専用の機材を使用しながら徹底的に下地処理を行ったうえで、最高品質のコーティング剤を塗布するため、自分での施工とは仕上がりに大きな差が生まれます。
| コーティング専門店IICならではの特徴 ・各作業別にブースを完備 ・コーティングの寿命を高めるために純水装置での洗車を実施 ・遠赤外線設備により他のお店ではできない完全硬化を実現 |
当店では、洗車や磨き、コーティング施工など、各工程専用のブースを完備しています。
下地処理ブースには、純水装置を備え付けており水にカルキが含まれていないため、ボディ表面にミネラルの膜ができません。
アフターケアが付いているので、長くキレイな状態を維持できる
DIYでの施工と専門店での施工の2つ目の違いは「アフターケア」です。
「コーティングすれば10年間はお手入れいらず!」といった誇大広告を目にすることがありますが、そのようなコーティングは存在しません。
愛車をキレイな状態で維持するには、普段からのお手入れと定期的なメンテナンスが欠かせません。
専門店では、施工後のアフターケアにも力を入れており、ボディの状態に応じて複数のメンテナンスを用意しています。
経験豊富なプロが、ボディの状態を見極めたうえで、適切にメンテナンスするため施工直後だけでなく、時間が経過しても綺麗な状態を維持できます。
また、専門店ではアフターケアの一環として、手洗い洗車を実施しているお店もあるため、日頃のお手入れが難しいような人にもおすすめです。
扱うコーティング剤も、施工性が難しいものの品質の高いものが多く、セラミックコーティングも用意しています。
当店の施工メニューやこだわり設備が気になる方は、下記ボタンから公式サイトをチェックしてみてください。
6章 ガラスコーティングの施工費用
ガラスコーティングの費用は、施工場所や車のサイズ、使用するコーティングの種類によって大きく変動します。各依頼先の費用目安は以下の通りです。
施工依頼先別の費用目安(普通車・Mサイズの場合)
| 依頼先 | 施工費用目安 | 特徴 |
| カーディーラー | 70,000円 | 中間マージンが含まれるため、内容の割に割高な傾向がある。 |
| 量販店 | 40,000円 | 汎用的な液剤を使用し、コストパフォーマンスを重視。 |
| ガソリンスタンド | 25,000円 | 短時間施工のメニューが中心で、手軽さが売り。 |
| コーティング施工店 | 100,000円 | 高性能な液剤と高度な設備を使用。内容に応じた価格設定。 |
※上記表は2026年4月20日にリサーチしたものとなりますが、『下地工程』が簡易的にしか含まれていないメニューも含めた費用相場となります。
カーディーラーの施工費用
カーディーラーのガラスコーティング施工費用は約7万円前後が目安です。
購入時にガラスコーティングの同時施工として選ばれ、この中には外注コストや中間マージンが含まれていることが多く、実際の施工は提携業者が行うケースが一般的です。
量販店の施工費用
カー用品店などの量販店では、約40,000円前後でガラスコーティングを施工できます。
価格と品質のバランスを重視したサイズ別定額制である事がほとんどで、追加費用が発生しにくい安心感があります。
ガソリンスタンドの施工費用
ガソリンスタンドでのガラスコーティングは、約25,000円前後と4つの依頼先の中で最も低価格帯に位置します。
この価格設定は、施工時間の短縮や工程の簡略化によって実現されており、コストを抑えたメニュー構成になっているのが特徴です。
コーティング専門店の施工費用
コーティング専門店のガラスコーティングは約100,000円前後が目安です。
仕上がり重視・品質最優先の価格設定となり最も高額ですが、他店の施工メニューには含まれない下記のような事情が含まれています。
「下地処理」に時間をかける
量販店やガソリンスタンドは「施工時間」を重視しますが、専門店は施工時間の8割を「下地作り(研磨)」に費やします。
この工程で塗装の曇りを取り除くため、仕上がりの光沢に圧倒的な差が出ます。
「焼き付け乾燥」までがセットの施工費用
ディーラーや量販店では施工後すぐに屋外に出されることが一般的ですが、専門店は「焼付乾燥機」で被膜を硬化させます。
初期乾燥の硬化不良によっておこりうる雨染みや汚れの固着トラブルを物理的に防ぐほか、水弾きや光沢性能の向上が見込めます。
詳しい効果効能につきましてはカーコーティングの焼き付け作業の効果性とは?メリットや注意点を解説の記事に記載しておりますので気になる方はご参照ください。
7章 ガラスコーティングのお手入れ
愛車の美観とガラスコーティングの保護性能を数年間にわたって維持するためには、定期的な洗車、油膜除去、イオンデポジット除去、トップコートの補充の4点です。
お手入れ①定期的な洗車
ガラスコーティング施工車であっても付着した汚れを放置すると、固着して落ちない水シミ(イオンデポジット)の原因になるため、2週間に1回、または最低でも1ヶ月に1回程度の手洗い洗車を意識しましょう。
また、洗車機による洗車は、ブラシは高速回転による摩擦で微細なキズを作るリスクがあるため、コーティング専門店の弊社では推奨しておりません。
また、洗車後の自然乾燥は水道水のミネラル分が焼き付き、頑固な水シミを作る最大の要因とるため、清潔なマイクロファイバークロスで、水分を完全に拭き上げることが最も重要です。
特に鳥フンや虫の死骸、花粉、潮風などは被膜を浸食しやすいため、付着してしまった場合は定期的な洗車日を待たず、見つけ次第すぐに洗い流してください。
お手入れ②油膜除去
ガラスコーティングの艶や撥水力が落ちたときは、油膜除去が必要です。
主な原因は、コーティング被膜の上に排気ガスや雨水に含まれる油分が固着した「油膜」が蓄積し、本来のコーティング効果を妨げています。
車に付着する油膜成分の多くはシリコンであるため、通常の洗車では落とせません。
油膜除去剤を使用し、定期的に油膜をリセットすることで、ガラスコーティングの性能を蘇らせることができます。
-
お手入れ③イオンデポジット除去
ボディに付着する白くなった水シミ(イオンデポジット)は、放置すると熱で焼きついてしまうため、早期に除去することが重要です。
雨水や水道水のミネラル成分が固着すると、ガラスコーティングのツヤや撥水性能を著しく低下させるだけでなく、放置すると塗装面を侵食してクレーター状のウォータースポット)になり、洗車では落とせなくなります。
水シミが固着化する前の早い段階であれば、イオンデポジット除去剤を使用して化学的に取り除くことが可能です。
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お手入れ④トップコートの補充
(コーティングメンテナンス剤)
コーティング性能を維持するためには、定期的にトップコートを補充を推奨します。
ガラスコーティングは無機質であるため、実は雨水などのミネラル分(無機質)と結合しやすいです。
しかし、 性質の異なるトップコートを層として重ねて2層構造にすることで、ミネラル分との結合を物理的に遮断し、紫外線や排気ガス、酸性雨などのダメージを直接引き受けます。
トップコートは、紫外線や酸性雨等で少しずつ劣化していくため、数ヶ月に一度、洗車後の仕上げとしてコーティングメンテナンス剤を定期的に補充することで、ガラスコーティングの性能を長期間維持する事が出来ます。
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7章 ガラスコーティングの施工事例
この章ではコーティング専門店カービューティーアイアイシーのガラスコーティング施工事例をご紹介します。
TOYOTAクラウンクロスオーバーにガラスコーティングを施工

TOYOTAクラウンクロスオーバーに、IIC開発の親水性ガラスコーティング「SCHILD®Shield」を施工しました。
屋外保管や濃色車で悩みとなる「焼き付き」や「雨ジミ」を抑えるために開発されました
「青空駐車だから汚れが目立つ」「水シミを極力防ぎたい」というオーナー様のこだわりに応える、最高峰の防汚性能を発揮します。
今回は内装のレザーや未塗装樹脂までフルコーティングを行い、新車以上の重厚な美しさを細部まで引き立てました。
マセラティギブリ グランスポーツにガラスコーティング

マセラティギブリ グランスポーツに、滑らかな質感と高い防汚性を誇るガラスコーティング「SCHILD GLATTE」を施工です。
美しいブルーのボディを最大限に活かすため、初めに研磨で塗装面のくすみや微細なキズをリセットし、本来の深みある艶を引き出しています。
下地を完璧に整えた上でコーティングを塗布し、遠赤外線乾燥機で被膜を強固に定着させることで、光の反射が均一な極上の仕上がりを実現。
さらに、窓ガラスや未塗装樹脂、内装フルパッケージコーティングも行い、内外装ともに隙のない保護を施しています。
アストンマーティンV8Vantageにガラスコーティングを施工

アストンマーティンV8Vantageに、ガラスコーティングの「SCHILD 3層コートハードフィニッシュ」を施工いたしました。
全体的に小傷が目立っていたので、「ハードフィニッシュ(復元研磨)」を採用し、蓄積された微細なキズや雨染みを徹底的に除去することで、塗装本来の深みある光沢を復活!
さらに、最高硬度の被膜を3層重ねることで、酸性雨や紫外線などの外的要因からボディを強力に保護します。
アウディQ3にガラスコーティングを施工

アウディQ3に、自然な艶感と高い保護性能を両立するガラスコーティング「SCHILD SHIELD」を施工。
白ボディ特有の清潔感を最大限に引き出すため、細部まで徹底した洗車を行い、パネルの隅々まで丁寧に下地を整えています。
施工後は遠赤外線乾燥を施すことで被膜を強固に安定させ、日常のあらゆるシーンに馴染む穏やかで上品な輝きを実現しました。
汚れが目立ちやすい白だからこそ、日々のメンテナンスを楽にし、美しい佇まいを長く維持します。。
8章 ガラスコーティングでよくある質問
Q ガラスコーティングってしない方がいい?
A 施工後も定期的な洗車をしないと、汚れが固着してしまうため、洗車を全くしたくない方にはおすすめできません。
愛車の美観を長期にわたって維持したい方で、かつ最低でも1ヶ月に1回程度の手洗い洗車が可能な方にとっては、価値ある投資と言えます。
関連記事:ガラスコーティングってしない方がいい?失敗談と施工するべき理由
Q ガラスコーティングの費用はいくらですか?
A 車種のサイズや液剤のランク、依頼するお店の施工コースによっても幅がありますが、一般的には5万円〜15万円前後が目安です。
依頼する場所、新車か経年車か、下地処理のレベルによって金額も変動します。
関連記事:車コーティングの価格・費用相場とコーティングで得する3つのポイント
Q ガラスコーティングは何年持ちますか?
A 一般的には3年〜5年程度です。ただし、保管環境や、洗車・メンテナンスの頻度によって大きく変動します。
例え5年耐久のコーティングであってもメンテナンスを怠ると水弾きが低下し、美観維持には繋がらないため、月に一度程度の洗車と、年に1回ほどのコーティングメンテナンスが推奨されます。
関連記事:コーティングのプロが教える効果を長持ちさせる方法と5年保証の裏
Q ガラスコーティングの欠点は何ですか?
A 施工費用が高額な点です。
ガラスコーティングが高額になる理由は、高性能な液剤、下地処理(研磨)、完全硬化に必要な乾燥時間(日数)、という工数が費やされるためです。
Q ガラスコーティングをした車にやってはいけない事は?
A 特に致命的なのはコンパウンド(研磨剤)入りの洗剤・ワックスの使用です。
研磨作用が含まれる為、ガラス被膜自体を削り落としてしまいます。
関連記事:キーパーコーティング施工車で絶対にやってはいけない8つのこと
Q ガラスコーティング後は洗車機でいい?
洗車機のブラシが高速で塗装面に擦りつけられるためスクラッチ傷と言われる細かい傷が付着してしまい、研磨作業で磨かないと落とせなくなります。
Q ガラスコーティングは自然に剥がれますか?
A 基本的に自然に剥がれることはありません。
しかし、紫外線や酸性雨、汚れの固着等によりコーティング被膜が傷むため、1年に1度はメンテナンスを受けることをおすすめします。
Q 余ったコーティング剤はスマホのコーティングにも使える?
A 車用のコーティング剤はスマホ用に開発されたわけではないので、使用できません。
関連記事:ガラスコーティングが剥がれて撥水しない?撥水を復活する方法と予防策
監修者
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
本サイトは、カーコーティング専門店「株式会社カービューティーアイアイシー」が運営し、長年現場で施工に携わってきた舊役哲史(きゅうやく てつし)が監修しています。2016年にガラスコーティング剤・洗車用品の専門通販サイトとしてスタートし、「自分で施工できる高品質なコーティング剤が欲しい」というお客様の声をもとに誕生しました。プロの施工現場で培った知識と経験を活かし、初心者でも扱いやすく、かつプロ品質の製品を提供しています。現在では多くのユーザーやコーティング業者にも支持され、高評価レビューを獲得しています。「本当に効果のある製品だけを届ける」ことを信念に、製品開発・選定・情報発信を行っています。
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