カーコーティングが広く普及したことで、近年ではDIYで施工できるガラスコーティング剤も数多く販売されています。市販品は誰でも施工できるよう工夫されていますが、なかには施工手順が多く、扱いに慣れが必要な商品もあります。
同じガラスコーティング剤でも、塗り方や施工後の扱い、仕上がりなどは商品によってさまざまです。初めて施工する場合は、性能だけでなく、失敗しにくさも含めて商品を選ぶことが重要になります。この記事では、初心者におすすめのガラスコーティング剤や選び方、下地処理や施工時のポイントまで分かりやすく解説します。
初心者はガラスコーティングはしない方が良いって本当?

ガラスコーティングのDIY施工について調べていると「初心者はしない方がいい」といった意見を目にすることがあります。確かに、専門店と同じレベルの仕上がりを再現するのは難しく、商品選びや施工方法によってはムラなどが生じる可能性もあります。ただし、初心者だからという理由だけでDIY施工を避ける必要はありません。市販品には、濡れたボディにスプレーして拭くだけなど、工程を減らして施工しやすくした商品も販売されています。
よほどボディの状態が悪い場合や、使用方法・注意事項を守らずに施工しない限り、過度に心配する必要はありません。特に今回紹介するのは、DIY向け商品のなかでも施工工程が比較的少なく、初心者が扱いやすいものが中心です。それぞれの使用方法を確認したうえで、施工にチャレンジしてみましょう。
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初心者向けのガラスコーティング剤を選ぶ際のポイント

初心者でも商品を選び、手順を守ればガラスコーティングのDIY施工は可能です。ただし、どの商品でも同じように扱いやすいわけではありません。艶や撥水性など何を重視するかで適した商品は変わり、初心者の場合は施工のしやすさも確認したいポイントです。ここでは、初めてガラスコーティング剤を選ぶ際に意識したい3つのポイントを解説します。
硬化型ではなく非硬化型であるか
ガラスコーティング剤には、ボディ表面に成分を定着させる非硬化型と、化学反応によって被膜を硬化させる硬化型があります。硬化型は耐久性に優れた商品が多い反面、施工後に被膜が硬化するため、拭き残しやムラがあると修正に手間がかかります。商品によっては主剤と硬化剤を混ぜ、狭い範囲ごとに塗布と拭き上げを行い、施工後は一定時間水に濡らさないといった管理も必要です。
そのため、初めて施工する場合は、扱いやすい非硬化型から選ぶと失敗を抑えやすくなります。商品ページで「硬化型」「完全硬化」「硬化剤」などの記載がないか確認しておきましょう。明確な見分け方ではありませんが、硬化型は5,000円を超える商品が多く、液剤が小さな瓶に入っています。商品ページで種類が判断しにくい場合は、価格帯や容器もひとつの目安にしつつ、施工方法や「硬化型」の記載を確認しましょう。
関連記事:硬化型ガラスコーティング剤とは?メリットや選び方について解説
施工工程が少なく簡単に仕上げられるか
初めて施工する場合は、できるだけ工程が少ない商品を選ぶこともポイントです。作業が増えるほど、塗布量や拭き取り、乾燥時間など確認しなければならない項目も増えていきます。複数の液剤を重ねたり、施工範囲や乾燥時間が細かく決められていたりする商品は、慣れてから挑戦することをおすすめします。
初めての施工では、洗車後に液剤をスプレーし、クロスで塗り広げながら拭き上げるタイプの商品がおすすめです。施工手順に加えて、「濡れた状態でも使えるか」「施工後に乾燥時間が必要か」まで確認すると、作業負担を比較しやすくなります。
簡単に再施工できるか
ガラスコーティング剤は、初回施工だけでなく再施工のしやすさも確認しておきましょう。車に乗り続けていると、ボディには水ジミや鉄粉などが付着し、既存のコーティングも徐々に弱くなっていきます。劣化した状態を整えずに重ね塗りすると、汚れを覆ったまま施工したり、部分的に仕上がりや水弾きが変わったりすることがあります。そのため、再施工時に古い被膜の除去など特別な工程が必要なのか、初回と同じ手順で施工できるのかを確認しておきましょう。
ちなみに、再施工前の特別な下地処理が必須とされていない商品でも、水アカや鉄粉などを除去しておくと仕上がりを整えやすくなります。コーティング本来の性能を引き出すためにも、再施工のしやすさとは別に、ボディの状態に応じた下地処理をした方が良いことは覚えておきましょう。
初心者でも施工しやすいガラスコーティング剤3選
ガラスコーティング剤選びのポイントを紹介しましたが、条件に当てはまる商品は数多くあります。さらに、施工のしやすさや価格帯、艶・撥水などの性能面によっても適した商品は異なります。ここでは、施工のしやすさを重視し、初心者でも扱いやすいガラスコーティング剤を3つ紹介します。
SCHILD® 滑水リキッド290ml

SCHILD® 滑水リキッド290mlは、コーティング専門店が開発したスプレータイプのガラス系コーティング剤です。洗車後に水分を拭き取り、クロスへ3プッシュほど吹きかけて塗り込み、乾いたクロスまたは固く絞ったクロスで拭き上げるだけとなります。ムラになりにくく、施工直後に雨や結露に触れても問題ないため、初めてでも乾燥時間や天候を過度に気にせず扱えます。
形成するのは、水滴が鈍角に弾く「滑水被膜」で、従来の撥水被膜と比べてイオンデポジットやウォータースポットの付着を軽減しやすい設計です。持続期間は約3〜6カ月が目安で、軽度な黒ずみや油汚れの除去にも対応します。ヘッドライトや樹脂パーツ、ホイール、ガラスにも使用でき、施工のしやすさと日常のメンテナンス性を両立したい方におすすめです。
ソフト99「レインドロップ」
ソフト99「レインドロップ」は、洗車後の濡れたボディにそのまま施工できるエアゾールタイプです。直径1.8mmの大口径ノズルを採用しており、1㎡あたり約1秒の噴射で広範囲へ吹き付けられるため、ミニバンのルーフなどにも施工しやすくなっています。ボディだけでなく窓ガラスにも同時に使えるのが特徴で、独自のRASシールド剤と3種類の特殊シリコーンにより撥水・艶被膜を形成します。ボディは約3カ月、ガラスは約2カ月の耐久性が目安です。
プロスタッフ「CCウォーター イージーコーティング」
プロスタッフ「CCウォーター イージーコーティング」は、洗車後の濡れたボディにスプレーして拭き上げるだけで施工できるウォーター系コーティング剤です。ガラス系コーティング成分が塗装の隙間に浸透し、その上を高撥水成分が覆う構造で、水弾きと防汚性を高めます。
300ml入りで普通車約7台分が目安となり、繰り返し使うことでガラス系被膜が厚くなり、撥水性や光沢も高まる設計です。さらにUV吸収剤を配合し、窓ガラスやヘッドライト、ホイール、メッキ部分、ダッシュボードにも使用できます。1本を幅広い箇所に使いたい初心者にも選びやすい商品です。
・プロスタッフ「CCウォーター イージーコーティング」の詳細はこちら
初心者でも試しやすい価格帯のガラスコーティング剤3選
DIY施工の大きなメリットの一つが費用を抑えやすいことです。そのなかでも手頃な価格の商品を選べば、初めてでも気軽にガラスコーティングを試せます。ここでは、初心者でも試しやすい価格重視の商品を3つ紹介します。※2026年8月時点の価格です。
AZ「アクアシャインクリア」
AZ「アクアシャインクリア」は、公式ショップで税込1,265円と、初めてでも試しやすい価格帯のガラス系コーティング剤です。300mlで中型車約7台分が目安となっており、洗車後の濡れたボディにスプレーし、付属のマイクロファイバークロスで塗り広げて水分を拭き取れば施工できます。
繰り返し使用すると被膜が厚くなり、深みのある光沢につながる設計です。ボディだけでなく、ホイールやウィンドウ、ダッシュボード、ヘッドライトにも使用可能で、低予算で幅広く試したい人に向いています。
シュアラスター「ゼロウォーター」
シュアラスター「ゼロウォーター」は、150mlが税込1,760円、280mlが税込3,080円で販売されており、予算に合わせて容量を選べます。撥水性能は親水タイプで、水滴を強く弾くのではなく、水膜状に広げて流れ落ちやすくします。
水滴が残りにくいため、シミができにくく濃色車や屋外駐車の方におすすめです。施工は50cm四方を目安に1プッシュし、液剤が乾く前に塗り伸ばすだけで、濡れたボディにも使用可能です。UV吸収剤も配合され、ウィンドウやホイールなどにも使えます。
CCI「スマートミストNEO 撥水タイプ」
CCI「スマートミストNEO 撥水タイプ」は、280mlタイプが実売1,800〜2,000円前後で購入できる、比較的手頃なガラス系コーティング剤です。 1本で普通車約12台分が目安となっており、洗車後の濡れたボディに1プッシュして、水滴と一緒に拭き上げるだけで施工できます。
ナノ粒子のガラス系ポリマーにフッ素系ポリマーを組み合わせ、撥水性と光沢を高めているのも特徴です。ホイールや未塗装樹脂、ダッシュボードにも使えるため、価格だけでなく1本あたりの施工回数や用途の広さも重視したい方におすすめです。
初心者でも艶や撥水性能を重視できるガラスコーティング剤3選
手軽さや価格よりも、施工後の艶や撥水性、耐久性といった性能にこだわりたい人もいるでしょう。DIY向けでも、配合成分や被膜の仕組みにこだわりながら、比較的簡単に施工できる商品があります。ここでは、初めてでも扱いやすく、艶や撥水性能を重視したい人におすすめの商品を3つ紹介します。
SCHILD®Premium 超撥水リキッド290ml

SCHILD®Premium 超撥水リキッド290mlは、通常のSCHILD®シリーズよりコーティング成分を増やし、撥水性能や持続性を高めた上位モデルです。形成される被膜は水との接触角100°以上を実現しており、水玉が転がりやすく、汚れも水と一緒に流れ落ちやすくなります。成分にはシリコーンレジンを使用し、艶だけでなく防汚性まで重視しているのが特徴です。
性能を高めた商品でありながら、施工は洗車後にクロスへ2〜3プッシュして塗り込み、すぐに拭き上げる3ステップで完了します。初期乾燥が早く、施工後すぐに雨に濡れても問題ない設計で、ムラになりにくいよう改良されている点も初心者向きです。290mlで普通乗用車約15台分が目安となり、ゴム部分を除いてガラスや樹脂、ホイールにも使用できます。性能と施工のしやすさをどちらも妥協したくない人に適した商品です。
・SCHILD®Premium 超撥水リキッド290mlの詳細はこちら
プロスタッフ「CCウォーターゴールド プレミア」
CCウォーターゴールド プレミアは、高密着性艶成分「GHA」をプロスタッフ史上最高濃度で配合したスプレーコーティング剤です。GHA成分が塗装と結合し、ガラス系ナノコロイドや耐久レジンと組み合わさることで、濃い艶と撥水性の持続を狙った設計になっています。
従来品は成分濃度の高さから仕上げに慣れが必要な面もありましたが、処方が見直され、濃い艶を維持しながら塗り伸ばしやすく改良されています。付属の2WAYクロスには超極細繊維が使われており、拭き残しを抑えながら仕上げやすい点も特徴です。
・プロスタッフ「CCウォーターゴールド プレミア」の詳細はこちら
シュアラスター「ゼロプレミアム」
ゼロプレミアムは、専用開発されたガラス系特殊シリコーンと微細な「nano+」を組み合わせた高撥水タイプです。これらの成分が塗装面の細かな凹凸を埋めて平滑な被膜をつくり、高級ワックスのような深みのある艶と滑らかな質感を狙っています。繰り返し施工することで艶が深まる設計です。
耐久性は約6カ月が目安で、UV吸収剤も配合されています。洗車後は50cm四方につき1プッシュして塗り伸ばすだけで、濡れたボディにも施工可能です。推奨施工頻度は3カ月ごととなっており、手軽な施工方法を維持しながら艶と耐久性を重視したい人に向いています。
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初めてのガラスコーティングで失敗しないためには下地処理も重要
ガラスコーティングのDIY施工で失敗しないためには、商品選びだけでなく施工前の下地処理も重要です。下地処理とは、コーティング剤を塗る前に洗車や鉄粉除去、水ジミ・イオンデポジット除去などを行い、ボディ表面を整える作業を指します。汚れや付着物を取り除いて表面を滑らかにすることで、コーティング剤を均一に塗り広げやすくなり、拭き取りや仕上がりにも大きな差が出るほどです。
新車はボディの状態が良ければ丁寧な洗車だけで施工できるケースもありますが、保管状況などによっては鉄粉が付着していることもあります。中古車の場合は鉄粉や水ジミ、イオンデポジットの除去が必須といえるでしょう。洗車後にボディを触ってザラつきを感じないかチェックしてみましょう。近年はDIY向けの下地処理剤も数多く販売されています。
初心者でも扱いやすい下地処理アイテム
下地処理アイテムにも、ポリッシャーによる研磨を前提としたものや、除去力が高い反面、扱いに注意が必要なものがあります。DIYでは本格的な研磨が難しいため、できるだけケミカルの力で汚れを落とせて、作業手順が分かりやすい商品を選ぶことが大切です。ここでは、鉄粉やイオンデポジット、水垢といった汚れ別に、除去力と扱いやすさを両立した下地処理アイテムを紹介します。
SCHILD® 鉄粉除去剤

SCHILD® 鉄粉除去剤は、洗車では落としにくい鉄粉に反応し、浮かせて除去しやすくするアイテムです。液剤を吹きかけると鉄粉に反応して紫色へ変化するため、初心者でも付着している箇所や反応具合を目で確認しながら作業できます。洗車後に噴霧して1〜3分ほど反応させるのが基本で、軽度な鉄粉であればマイクロファイバークロスを使って除去できます。
粘土や鉄粉除去パッドを使う方法と比べ、強く擦って塗装へ細かな傷を入れるリスクを抑えやすい点も初心者向きです。
SCHILD®イオンデポジット除去剤

SCHILD®イオンデポジット除去剤は、雨水や水道水に含まれる成分が固着してできたイオンデポジットや水ジミを、化学反応によって除去するアイテムです。無機酸塩やキレート酸によってカルシウムやケイ素を分解するため、研磨剤で塗装表面を削って落とす必要がありません。
洗車後の乾いた塗装面へ薄く塗布して30秒ほど待ち、もう一度塗布してから水拭きする3ステップで施工できます。研磨剤を使用していないため、本格的な磨き作業ができない初心者でも取り入れやすい商品です。
SCHILD® 水垢除去剤

SCHILD® 水垢除去剤は、通常のシャンプー洗車では取り切れない固着した水垢や、ボディのくすみを除去するためのアイテムです。超微粒子研磨剤と界面活性剤などを配合しており、付属スポンジへ液剤を取り、濡れた塗装面を軽くなでるように施工します。
濃色車用と淡色車用が分けられており、黒や濃紺などには濃色車専用、白やシルバーなどは淡色車専用となります。作業は洗車、スポンジでの除去、すすぎ、拭き上げの4工程で、ポリッシャーを用意する必要はありません。
・SCHILD® 水垢除去剤(濃色車用)の詳細はこちら
・SCHILD® 水垢除去剤(淡色車用)の詳細はこちら
SCHILD® 下地処理5点セット

すべての下地処理用品をこれから買いそろえる場合は、SCHILD® 下地処理5点セットがおすすめです。カーシャンプー300ml、イオンデポジット除去剤100ml、洗車スポンジ、マイクロファイバークロス2枚がセットになっており、洗車からスケール除去までに必要な基本アイテムをまとめてそろえられます。
カーシャンプーで油分を含む汚れを洗い流したあと、イオンデポジット除去剤で水ジミやスケール汚れを除去する流れです。必要な道具も一式そろっているため、下地処理用品を個別に選ぶ手間を減らしながら作業を始められます。鉄粉が多く付着している場合は別途鉄粉除去剤が必要ですが、まず基本的な下地処理用品をまとめて用意したい人に適したセットです。
初めてのガラスコーティング施工で失敗しないためのポイント

ガラスコーティングのDIY施工できれいに仕上げるには、作業中に失敗しやすいポイントを理解しておくことも大切です。商品ごとの施工方法を守ることを前提に、特に注意したい3つのポイントを解説します。
炎天下やボディが熱い状態では施工しない
炎天下ではボディ表面の温度が上がり、塗布したコーティング剤が通常より早く乾いて、ムラや拭き残しが生じやすくなります。洗車中もシャンプーや水分が乾けば、水ジミが残る原因になりかねません。実際に市販のカーケア用品でも、炎天下やボディが熱い状態での使用を避けるよう案内されています。
できるだけ日陰や屋根のある場所で作業し、ボディが熱い場合は十分に冷ましてから施工しましょう。屋根のある環境を用意できない場合は、気温や日差しが比較的穏やかな早朝や夕方を選ぶのがおすすめです。
一度に広い範囲へ施工しない
コーティング施工で起こりやすい失敗の一つが、一度に広い範囲へ塗り過ぎてしまい、拭き上げる前に液剤が乾いてムラになるケースです。非硬化型は硬化型より修正しやすいものの、長時間放置しても問題ないわけではありません。
ボンネットに塗布して拭き上げたら左フェンダーへ移るといった形で、基本的には1パネルずつ仕上げていきましょう。メーカーの施工方法でも、パネルごとの作業を指定している商品があります。 特にルーフなど手が届きにくく拭き上げに時間がかかる箇所は、さらに範囲を分けて施工すると失敗を抑えやすくなります。
コーティング剤をつけ過ぎない
コーティング剤は、厚く塗るほど性能が高まるわけではありません。塗布した液剤を均一に広げ、最後に余った成分をきれいに拭き取ることで仕上げる商品が多いため、必要以上の使用はムラの原因になります。液剤を多くつけ過ぎると余剰分を拭き取り切れず、光の当たり方によって模様やギラつきが見えることがあります。
反対に量が少な過ぎると均一に塗り広げにくくなるため、自己判断で量を増減せず、説明書に記載された使用量を守りましょう。初めて施工する場合は、少量ずつ塗布しながら仕上がりを確認して進めると作業しやすくなります。
関連記事:DIYガラスコーティングの施工手順(完全版)をプロが徹底解説
初めてのガラスコーティング施工に関するよくある質問

初めてガラスコーティングをDIY施工する場合、商品選びや下地処理以外にも気になることがあるでしょう。ここでは、施工時間や新車の下地処理、硬化型コーティングなど、作業に関する3つのよくある質問に回答します。
ガラスコーティング施工はどれくらい時間がかかる?
DIY施工にかかる時間は、新車で40分〜1時間半、中古車で1時間半〜3時間ほどが一つの目安です。新車でボディ状態が良ければ、洗車に20〜40分、コーティング施工に20〜40分ほどを見ておくとよいでしょう。中古車では、これに鉄粉や水ジミなどを除去する下地処理が加わるため、30〜60分以上かかります。ただし、これらはあくまでも目安です。車体サイズや汚れの程度、使用する商品によって前後するため、初回は時間に余裕を持って作業しましょう。
新車でも下地処理は必要?
新車でも、コーティング前には洗車を行い、ボディ表面の汚れを落とす必要があります。新車だからといって、納車時のボディに付着物がまったくないとは限りません。車は製造後に輸送や保管を経て納車されるため、その間に鉄粉や水ジミなどが付着する可能性があります。特に普段目につきにくいルーフやボンネットは、洗車後にザラつきやシミがないか確認しておきましょう。
ボディが滑らかで目立つ付着物がなければ、丁寧な洗車を中心とした下地処理でも施工できます。ザラつきや水ジミがある場合は、新車であっても鉄粉除去やシミ除去を行ってから施工する方が、コーティング本来の性能を引き出しやすくなります。
初心者でも硬化型ガラスコーティングを施工できる?
初心者でも、DIY向けに販売されている硬化型ガラスコーティングであれば施工可能です。ただし、前述したとおり、非硬化型より施工時の注意点は多くなります。硬化型は時間の経過とともに被膜が固まるため、塗りムラや拭き残しを放置すると修正が難しくなります。実際に硬化型の商品では、施工から時間が経過すると通常の方法では修正できない場合があるため、施工直後の確認が重要です。
DIY向け商品には一般ユーザーが自分で施工できるよう手順が定められたものもあるため、慣れてきたら挑戦する選択肢もあります。初めての場合は、施工範囲を細かく分け、塗布量や乾燥時間、拭き上げ方法を説明書どおりに守ることが重要です。
監修者
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
本サイトは、カーコーティング専門店「株式会社カービューティーアイアイシー」が運営し、長年現場で施工に携わってきた舊役哲史(きゅうやく てつし)が監修しています。2016年にガラスコーティング剤・洗車用品の専門通販サイトとしてスタートし、「自分で施工できる高品質なコーティング剤が欲しい」というお客様の声をもとに誕生しました。プロの施工現場で培った知識と経験を活かし、初心者でも扱いやすく、かつプロ品質の製品を提供しています。現在では多くのユーザーやコーティング業者にも支持され、高評価レビューを獲得しています。「本当に効果のある製品だけを届ける」ことを信念に、製品開発・選定・情報発信を行っています。
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